第127回目「地図で読み解く 合戦の日本史〜1」(歴史の謎研究堺編)
<ポイント>
- 平安時代までの日本の合戦は
- 何が勝敗を分けたか
- 時代の変わり目になにが起こっていたのか
<対象となる人>
- 日本史が好きな人
- 時代の変化を歴史に学びたい人
- 合戦からビジネスを勝ち抜くヒントを得た
<Principle(面白いこと3点)>
- 合戦の結果で次の時代の主役を予測する
- 自然の力が勝者に味方する
- 一人の天才が勝敗を左右する
<So What?/True? (Answerは皆さんも考え下さい)>
- 勝者は運を味方につけている。運やツキは偶然勝者に訪れるものなのか、それとも勝者が勝者たるために運やツキを呼び込む力をもっているのか。
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<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.古墳・奈良・平安時代
(1)磐井の乱:527年 筑紫国造が夢見た「九州独立」の夢
(2)衣摺の戦い:587年 仏教をめぐる、蘇我氏、物部氏対立の構図
(3)白村江の戦い:663年 大和の水軍はなぜ戦い、敗北したか
(4)壬申の乱:672年 古代史最大の内乱の知られざる顛末
(5)坂上田村麻呂の蝦夷平定:794〜802年 蝦夷の族長・阿弖流為を待ち受けていた悲劇の真相
(6)承和の変・応天門の変:842年/866年 陰謀か、偶然か・・・謀叛と藤原良房を結ぶ線
(7)平将門の乱・藤原純友の乱:925年〜941年 東西同時に起きた反乱と律令体制の綻び
(8)前九年の役・後三年の役:1051年〜1062年/1083年〜1087年 安倍氏から藤原氏に至る奥州覇権の系譜
(9)保元の乱・平治の乱:1156年/1159年 都大路を戦火に巻き込む 大乱が生んだ武士の台頭
- そもそも武士が登場したのは、白河上皇(法皇)の時代にさかのぼる
- 白河上皇は自らの権力を維持するために独自の武士団「北面の武士」を組織する。つまり、上皇子飼いの傭兵集団−それが武士の起こりであった。
- 保元の乱で、それまで卑しめられていた武士が初めて都大路を舞台に大規模な合戦を展開したことから、京童は武士の世の到来を予感するのだった。
- 保元の乱で源義朝に従った武士には東国出身者が多く、これに対し平清盛に従った武士は西国出身者が主流だった。こうした地方出身の武士たちが京都を舞台に戦ったことの意味は大きかった。
- 平治の乱で勝利した平家一門には手厚い論功行賞が行なわれ、やがて平家は全盛期を迎えることになる
- 保元、平治と二度の争乱をくぐりぬけたことで武士たちは大いに自信を深めた←それまでは貴族の道具でしかなかった自分たちが、帝位を左右するほどの力を内包していることに気が付いた
(10)一の谷の戦い・屋島の戦い:1184年/1185年 無敵・義経軍団はいかにして平家を追い詰めたか
(11)壇の浦の戦い:1185年 平家滅亡を決定付けた運命の一瞬
- 潮は西から東に流れており、平氏軍は東流の潮に乗って猛攻勢をかけ、一時は内海の広がったところまで源氏軍を追い立てた⇔正午を過ぎて潮流が逆転するや両軍の形成は逆転する
- 平氏軍にとって壇の浦の戦いの敗因は、一つには味方の寝返りがあった
- 寝返った張本人:四国水軍の雄、阿波民部重能⇒実はその朝、平氏軍首脳部の間でも、重能が裏切るのではないかという噂が流れていた(重能の息子が源氏の捕虜になっていたから)→「今のうちに重能の首をはねてしまおう」という意見もでた⇔大将の平知盛は「これまでよく奉公してきた者。証拠もなしに首は切れぬ」とそれを押さえた⇒これが結果的にアダとなった
- 重能率いる三百艘の船団が寝返ったことで連鎖反応が生じた→平氏についていた四国や九州から駆けつけた船団が次々に寝返ったり、戦線離脱したりしたため、パワーバランスが源氏方に大きく傾いた
- もう一つの敗因は、源義経の奇襲作戦
- 義経は舵取りを狙わせた→舵取りは非戦闘員であるため、それを意識的に襲うということは当時の海賊の暗黙のタブーであった←義経はそのタブーを無視した
- もしも源氏方に義経という天才がいなければ、源氏の天下は訪れなかったか、訪れても何年か後になったことは間違いないだろう
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):自分たちの時代を確信したものが、大きな時代の流れを制していく。
- れ(例):前時代の覇権が次の時代の主役を作っていく。武士を作り、利用した貴族が、やがて武士の力を巨大にして主役を明渡してしまう。
- ゆ(ユニーク点):甘い決断、人情味のある決断が時として、一族を滅ぼしてしまうことになってしまう。
- か(仮説): 戦場では戦略を練って、リスクを最小限に抑える努力が必要。勝つためには、非情になることも大切。
- い(意見):平安時代までは、武士が台頭してくるまでのなので大きな戦火はない。自然の力にも左右されたようである。一方で、一人の天才の力が何時の時代でも大きく歴史を変えてゆく。
<気付き>
武士は自分たちの力を知ってから、自分たちの時代になるのを感じた。自分の中にも、隠れている力があるのかも知れない。時代にあった力を出していけば、時代より半歩先を読んでそれにあった力を出していけば、勝者になれるのではないだろうか。
<今日の一言>
「(今の)時代に何が求めらえているのかを意識してみよう。」
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第126回目「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」(望月俊孝著)
<ポイント>
- 宝地図とはなにか
- 夢を叶える方法とは
- イメージの力を引き出すには
<対象となる人>
- 夢をかなえたい人
- イメージ力をアップさせたい人
- 気づきを得たい人
<Principle(面白いこと3点)>
- イメージを形にする能力は成功への近道
- 脳の使い方が大きな差を生む
- 行動がその人を形成する
<So What?/True? (Answerは皆さんも考え下さい)>
- イメージすること、目標を明確にし、日々確認することが成功する方法であるとよく言われる。それなのに、それをしない人が多いという。成功方法を実施する人としない人、その違いは何か。なぜ、成功する方法が与えられているのに、それすら実施しない人がいるのだろうか。あなたはどっちですか。
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<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.宝地図って何
- 宝地図=夢をかなえる魔法の道具
- 成功者や幸せな小金持ちと呼ばれる人たち→「自分の夢を明確なイメージ(ビジョン)にして描き続ける」ことができる
- 自分の心の中にある夢を、イメージという形にする能力のある人=成功への近道に立っているのと同じ
- 明確なイメージを頻繁に描く→脳がそれまで見落としていたものの中から、「チャンス」を無意識のうちに拾い上げていく
- 夢や目標を写真に収め、それを眺める→「写真活用成功術」←ロッキー・青木氏も実施していた
- 宝地図自体をカメラで撮り、プリントして、手帳の中、定期入れ、トイレなど、目に付くところに貼る⇒見れば見るだけ、効果が上がる
- 宝地図作り
- 第1ステップ:タイトル作り
- 第2ステップ:真ん中もしくは目に付くところに、「あなたの写真」を貼る
- 第3ステップ:欲しいもの、なりたい姿をイメージして、写真を貼っていく
- 第4ステップ:夢を明確にするために期限、条件など、写真では説明できない部分を文字で補う(SMARTの法則)
- 第5ステップ:夢がほかの人々の、より高い利益に貢献する理由を書き出す
- 第6ステップ:夢があなたの人生の目的や価値感に沿ったものかを考える
- 第7ステップ:具体的な一歩として行動リスト「今週(今年・今月・今日)の実践項目」をポストイットなどに記入し、宝地図や手帳にも貼る
- 第8ステップ:完成したら(完成まえでも)家のよく目に付くところに飾り、眺める
- S(Specific)具体的である(ヨーロッパとは何カ国に行く?)
- M(Measurable)計測ができる(費用は、滞在日数は?)
- A(Agreed upon)同意している(この旅行は心から行きたいものか?)
- R(Realistic)現実的である(このぐらいの費用は十分稼げるし、会社も休める)
- T(Timely)期日が明確(2005年3月31日までに)
2.なぜ夢が叶うか
- 人間の「意識」=チャンネル機能を持った「拡大レンズ」
- 海馬→できるだけ情熱を込めて、ひたすら誠実に何度も何度も繰り返し、繰り返し、情熱を送り続けられると、「そんなに何回もやって来るのだから、必要な情報にちがいない」と勘違いして、ついに大脳皮質にそれを送り込む
- 毎日繰り返し、自然に目に入るようになっていて、しかもワクワクする感情を沸き立てる宝地図に描かれた夢・目標→脳の長期記憶(潜在意識)に留まり、必要な情報を引っ張り出してくれるよう働きかける
- 「能力の差は小さいが、脳の使い方の差はとてつもなく大きい」
- 「人生にはふたつの生き方しかない。ひとつは、奇跡を何ひとつないとして生きる生き方。ふたつめは、すべてが奇跡であるとして生きる生き方。私は後者を信じる」(アルバート・アインシュタイン)
- ワクワクするようなイメージしやすい情報を繰り返し、繰り返し与える⇒潜在意識に強烈にインプットされる→忘れようにも忘れられなくなり、忠実にその命令通りに働いてくれる
- 繰り返し成功のイメージを思い出す⇒潜在意識は自信を持つようになる、セルフ・イメージも高まる
- 潜在意識:否定形を肯定形として理解する⇒「〜しないぞ」と意識すればするほど「〜してしまう」
- 「気づきがあるか、否かでその後の人生はまったく違う角度や方向を示す」
- 幸せを手に入れるのではなく、「幸せを感じることのできる心を手に入れる」ことのほうが、もっとだいじ
- 宝地図:セルフ・イメージを引き上げる⇒いま、与えられていることに感謝しつつ、幸せを感じながら、夢の実現への道を楽しみながら、一歩一歩進むこと
3.夢を実現させるテクニック
- アファメーション(肯定的な宣言・確信)⇒人生を望む方向に導く短い強力な言葉
- アファメーションのテクニック
- ①言葉は未来形ではなく現在時制にする⇔過去完了形・感謝先取りで唱えるのが効果的
- ②肯定的な表現
- ③気持ちを込める
- ④毎日何回も唱えやすい言葉
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):潜在意識は、そこに落とし込まれたことを実現しようとする力がある。だから、目標を明確にし、日々確認し、潜在意識に植え付けることが大切。
- れ(例):ロッキー青木は、高級車を写真に撮らせてもらいそれを毎日眺めていた。自分の夢をビジュアル化していた。
- ゆ(ユニーク点):繰り返し成功のイメージを持ちつづけることで、潜在意識は自信を持ち、セルフ・イメージが高まる。
- か(仮説): イメージの力は非常に大きい。イメージできることで、潜在意識に落とし込まれ、それが成功への気づきを与えてくれる。
- い(意見):イメージ力は訓練で誰でも身につけることができる。毎日、何度も何度も意識することで、自分の目標を実現させていきたい。
<気付き>
世界のトップスポーツ選手がイメージトレーニングを取り入れていることは、今や常識。それだけイメージの力は大きいと言うこと。自分の夢・目標を一日たりとも忘れることなく、その実現に向けて行動していきたい。
<今日の一言>
「夢・目標を明確にイメージし、行動に結び付け、必ず実現するという強い意志を持とう。」
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その他資料:
宝地図については、夢を叶える宝地図を参照
また、宝地図のフリーソフトとして「宝地図をつくろう」があります。VECTORならこちらから、宝地図をつくろう
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第125回目「牛乳の飲みすぎに注意しましょう!」(外山利通著)
<ポイント>
- 牛乳は本当に栄養食品なのか
- 赤ちゃんに取っての牛乳は
- 日本の牛乳は安全か
<対象となる人>
- 牛乳は健康食品と信じきっている人
- 子どものいる人
- 健康に注意している人
<Principle(面白いこと3点)>
- 乳牛神話は乳業界のために作られた
- 良質のカルシウムは牛乳より小魚・海草・野菜の方が上
- 牛乳は異種たんぱく質
<So What?/True? (Answerは皆さんも考え下さい)>
- 信じてきたもの、信じているもの(例えば、牛乳は健康食品)に対して、根拠をちゃんと考えいるのか。頭の中が汚染されていないか。
この本は、牛乳は危険を含んだ飲み物であることを、データや医師の証言、実例を基にして警笛を鳴らしています。ただ、一方的にこの本を信じるのではなく、反対側の意見も確認してみてください。(そうでないと、ただ情報に流されているだけの人になってしまう)。また、本書の内容は2000年から2004年に掛けての記載事項なので、現在では事業は異なっていることもあるかも知れません。
この本に興味を持てば→牛乳の飲みすぎに注意しましょう!―牛乳神話完全崩壊〈2004年版〉 (危険警告Books)
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<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.牛乳の飲みすぎに注意
- 「牛乳」=「健康」という短絡的な思い込みは非常に危険
- 母乳が母親の血液からできているのと同様に、牛乳は牛の白い血液⇒本来、人間の赤ちゃんが飲んでよいはずはない(真弓小児科院長 真弓定夫院長)
- 牛乳から和食に切りかえるとぜんそくが治り性格がやさしくなった
- 妊娠中といえども、牛乳は1日200mlまでにしておいた方が無難(ルナ子ども相談所所長 岩佐京子著「牛乳は完全栄養食品ではない」)
- きちんとバランスのよい食事をとっていれば、牛乳に含まれる栄養分は容易に摂取することができる(ルナ子ども相談所所長 岩佐京子著「牛乳は完全栄養食品ではない」)
- 同じ体積で比べると、牛乳よりもご飯の方がカロリーを多く取れる(ルナ子ども相談所所長 岩佐京子著「牛乳は完全栄養食品ではない」)
- 牛乳の飲用量が1日1クオート(1.14l)を越える場合には、鉄欠乏性貧血の危険性が指摘
- カルシウム:牛乳より、実際には、野菜・海草・小魚などの方がずっと多い
2.飲むな、飲ませるな
- 牛乳=異種たんぱく質
- 牛乳:もともと牛の赤ちゃんの飲みもの⇒人間の赤ちゃんが飲んだ場合、牛乳に含まれる異種たんぱく質を受け入れることになる⇒違う動物のたんぱく質が人間の体に入ってくる⇒栄養どころか異物(毒素)を飲み込んでしまうことにほかならない
- 牛乳のような異種たんぱく質が血液の中に入ってしまう⇒赤ちゃんの体はたちまち“拒否反応”が起こり、さまざまなダメージを受けてしまう
- 「人間と牛には何の関係もない。異種たんぱく質である。(体質に)合わなければひどい目にあうのがアレルギー。キノコやフグにも毒があるように、合わない人にとっては毒物。牛の毒だから、“モー毒”。」(岐阜県の医師 亀山静夫氏)
- 牛乳アレルギーは乳糖不耐症とともに、牛乳を断つことが最大の治療
- 「ガンの患者たちが例外なく肉や卵や牛乳、あるいは精白食品をとりすぎている」(お茶の水クリニック院長 森下啓一氏)
- 世界的にみても牛乳哺育とガンの発生の多い地域が一致することを報告(ボストン大学客員教授 G・E・バークリー教授)
- 哺乳類:「離乳機構」をもっている⇒離乳期には、ミルクに特有の糖である乳糖(ラクトース)を分解する酵素のラクターゼが活性低下する
- ラクターゼの活性低下→ミルクを飲んだ子どもは乳糖が消化されないために、腸内発効を起こしてお腹の具合が悪くなる→哺乳類の赤ちゃんは自然におっぱいから離れて、自分で餌を探すようになっていく
- 牛乳に弱い東洋人を中心とする農耕民族:離乳機構が正常
- ヨーロッパ人種やアフリカに住む一部の人種:人類の歴史の過程で大人になってもミルクを飲める民族が生まれた
- 日本人の場合:飲んだとしてもせいぜい200mlがいいところ
- 牛の赤ちゃんですら、離乳期以後はミルク体制が働き、栄養価も下がるために(牛乳を)飲まなくなる
- カルシウムの吸収:日本人がアメリカなどのミルク民族に比べてよほどたくさん吸収して排泄している、骨がもろくなる老人の骨粗しょう症の患者も圧倒的にミルク民族の国の方が多い
- マグサと野菜しか食べていないサラブレッド:立派な骨を持っている
- 新生児に牛乳を与えてはいけないというのが小児科医の鉄則とされている⇒理由は、低カルシウム血症からくるテタニー(筋肉けいれんなどの症状)を起こしてしまうから
- カルシウム:その含有量からいっても海草類、魚介類、野菜類の方がはるかに多い
- カゼインたんぱく:赤ちゃんの発育促進剤として作用している→これがあるから“牛乳っ子”は体が大きくなる⇔しかし、それが子どもにとってよいかどうかは別問題
- 現在、市販されているほとんどの製品は「高温殺菌牛乳」⇒実際には5分間ほどコトコト煮立てた“加工乳”⇒生乳に100g中2mgも含まれているビタミンCが「ほとんどゼロ」まで失われる、ホエーたんぱくの約80%が変性する、脂肪性ビタミンも処理工程でほとんど破壊される
- ヨーロッパには古くから「パスチュアライズド」(パス乳)と呼ばれる低温殺菌法の牛乳がある⇔牛乳の品質からいっても好ましい
- 粉ミルク:どんなに発達しても、母乳に含まれる免疫力などは粉ミルクにはない
- 1981年にWHO(世界保健機構)の総会で、母乳保護をうたった「母乳代替品の販売促進活動に関する国際基準」が圧倒的賛成で制定された⇔日本政府は「乳業の発展を妨げる」として棄権し、国際的な批判を浴びた
- 粉ミルクの容器に赤ちゃんの絵をのせたり、母乳に近づけた、などという表現を使って宣伝するのは、WHOの国際基準で禁止されている⇔日本ではその違反がまかり通っている
- 粉ミルクを飲みつづける⇒免疫力が失われる
- 牛乳への盲信が子どもの言葉の遅れなどを招き、悪化させているのが実情
- 牛乳がビタミン類などの「栄養の宝庫」というのは間違い
- 「もろもろの汚染の中で、もっともおそろしい汚染は、消費者の頭の中の汚染である」(バックミンスター・フラー)
- いまではアメリカのエリート階層は、ことごとく母乳哺育に転じている
- 現にアメリカでは、牛乳が犯罪まで引き起こすという専門家の実証的な研究報告さえ出されている⇒「牛乳摂取への配慮によって、保護しているものの反社会的行動をコントロールできるだろう」(ケント群青少年キャンプ署長 ジョン・ブラウン)
- 最近の若い母親には赤ちゃんを「右抱き」にする人がいる⇒赤ちゃんの心が安定するのは「左抱き」(母親の母心音を聞き取れる)
- 体格がいいイコール健康ではない
- 「牛乳は人間にとって最高の完全食品であると考えられている。しかし、これはウソよりもまだひどい考え方である。牛乳は人間の体の中で有害な粘液を形成するという点で人間にとって最悪の食品である。」(ノーマン・ウォーカー)
- もしも、牛乳が完全栄養食品というなら、人間はみな牛であらねばならない
3.飲めますか
- 乳牛:年中乳を出していると勘違いしている人が多い⇒他の哺乳類と同様に子牛を産んでからでないと乳はでない
- 牛乳の生産量を増やすために昔の乳牛をやめて、アメリカなどで改良された乳量の多い高泌乳牛が輸入され、栄養分の多い濃厚飼料で飼うようになった
- いまの日本の乳牛の実に約半分までが乳房炎に冒されているという専門家の報告もある
- 日本の場合、世界の定義に従った「パス乳」は1%にも満たないというのが実情
- 生産・流通の手間をかけずに経済効率のよい熱処理法を求めた結果、世界の流れに逆行しているのが、日本の牛乳の実情
- 厚生省:「牛乳に高熱を加えることは品質を低下させる」というIDFの勧告さえ無視して“高温滅菌牛乳”を野放しにしている
- 「加工乳」:原則として70%以上の牛乳に脱脂粉乳、無塩バターなどを水に溶かした“還元乳”を加えてある
- メーカーにとっては「加工乳」の方が、ふつうの牛乳よりももうかる
- 「低脂肪乳」(ローファットミルク)と表示された“牛乳”:これも「加工乳」の一種
- 「乳飲料」:その実体はもう牛乳とまったく別のもの。牛乳が20%以下の飲み物。
4.脱牛乳宣言
- アメリカの食料戦略に組み込まれて牛乳が導入された
- 牛乳を完全栄養食品とする“つくり話”は、アメリカで乳業をビッグビジネスに仕立てるために生まれた
- 牛乳の場合には「カルシウムそのものの質も悪い」⇔本当に質の良いカルシウム⇒小魚、海草、野菜類 ⇒ 昔の子ども:粗末ながらも質のよいものを食べていたからこそ、骨が丈夫であった⇔牛乳をたくさん飲んでいるいまの子どもたちの方が、よほど骨が折れやすい
- いまや本家のアメリカでさえも「牛乳をやめよう」とマスコミなどで取り上げられている時代
- 「牛乳は人体にとって有効なものではありません。とりわけ赤ちゃんの身体には良い影響を与えません。牛乳はもともと牛のためのものです。」(新栄養療法のジョナサン・ライト博士)
5.牛乳神話と狂牛病
- 公立学校用の牛乳:200ml37円21銭(2000年度全国平均)で供給→1Lだと約186円⇔スーパーでは150円前後で売っているところもある⇒公立学校の牛乳は安い値段ではない
- 牛乳を学校で飲ませることは、乳業界を保護するための「国策」になってしまっているのではないか(すべては「乳業界」の利益のため、「週間金曜日」2002年5月17日号)
- BSEはなぜ発生しかのか⇒草食性の牛に肉骨粉を与えたから
- 1日5L前後の乳量だった牛が20L超える乳量のスーパー乳牛につくり上げられた⇒その決め手が成長ホルモンと肉骨粉⇒乳房が地上に届きそうなほど巨大に発達したスーパー乳牛はもう奇形牛
- 「2歳を過ぎた子供には乳製品を与えず、肉も最小限にしベジタリアンの食事を与えるのが好ましい」(ベンジャミン・スポック博士、スポック博士の育児書第7版)
- 骨を強くしたり、健康のためには、牛乳や肉よりも日本の伝統食を摂ること
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):牛乳は牛の血液からできている。人間にとっては異種たんぱく質である。従って、一部の免疫のあるヨーロッパ系、アフリカの一部の人間以外にとっては、身体にとって毒となる。
- れ(例):牛乳をやめるとアレルギーや、成人病、鉄欠乏生貧血が治ったり、骨が丈夫になったり、性格も穏やかになるケースが実例としてある。
- ゆ(ユニーク点):牛乳を飲ませることによって、一番得をしているのはだれか。WHOの指導にも耳を傾けない理由は何か。国策として、乳業界を保護したいことが、垣間見える。
- か(仮説): 牛乳は異種たんぱく質。また、スナックばかり食べている、甘いものばかり食べている子はキレやすいということが言われているように、食事が性格に影響を及ぼす可能性があることも十分考えられる。従って、牛乳を飲むことで、アメリカでの一部報告があるように、反社会的行動を起こす原因の一つになることも考えれる。(勿論、飲む量によるでしょう。)
- い(意見):学校で日々出されるものであるから、牛乳は健康食品ということを本を読むまでは何の根拠もないが信じていた。バックミンスター・フラー氏がいうように、頭の中が汚染されていたのかも知れません。常識と思っていることを疑って、真実を知る目を持つことが大切ですね。
<気付き>
牛乳は最近ではあまり飲まないが、子どもには(上記が本当なら、その危険性を知らなかったとは言え)薦めていました。乳製品は結構好きなので、摂りすぎには注意しなくてはなりませんね。
<今日の一言>
「頭の中が汚染されないように、常識と思われていることでも、いろいろな側面から見て判断していこう。」
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その他資料:
牛乳体にいいというサイトと悪いというサイトについては牛乳が体にいいというサイトと悪いというサイトを同時に教えてください
他には
悪いというサイト:
牛乳には危険がいっぱい、健康に関する重要ニュース、よっちゃん@兵庫のきままなサイトさん
良いというサイト:
10代女性の生活習慣の乱れに危険信号!、牛乳の安全衛生、牛肉や牛乳・乳製品は安全です、
その他:
健康・安全について考えよう、子育て相談室
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第124回目「エンタープライズプロジェクトマネジメント実践ガイド」(株式会社ユーフィット著)
<ポイント>
- EPMとは
- Microsoft Office Project2003の特徴は
- EPMの利点は
<対象となる人>
- PM
- PMOに所属する人
- 経営者
<Principle(面白いこと3点)>
- 全体最適の視点を持つ
- リソースの割り当ては全社的視点で考える
- プロジェクトの成否は計画段階で決まる
<So What?/True? (Answerは皆さんも考え下さい)>
- 経営のスピードが重要になればなるほど、全体最適の視点で判断することが必要となる。そのためEPM(エンタープライズプロジェクトマネジメント)の仕組みが必要となる。EPMのツールとしてMicrosoft Office Project2003があるが、これをどう使いこなせば当初の目的を達成することができるのだろうか。
本書は、Microsoft社の講習に行った時に頂いた本です。そのため、Microsoft Projectを推奨する内容となっていますが、実際にMicrosoft Projectはデフェクトスタンダードとなっており、知識としては知っておく必要があると思います。また、実際に使っているPMも多いと思います。(個人的には、PMSを使いこなせないとプロジェクト管理に要する時間がますます不足し、正確な把握が難しくなると考えています。)
この本に興味を持てば→
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<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
0.プロジェクトマネジメントと企業のイノベーション
- 重要なこと:プロジェクトの実行の過程をどれだけ「標準化」できるかということ
- 標準化しうる部分を徹底的にシステム上で管理する⇒①効率化可能、②アナログな部分、個別の顧客対応が必要な部分に多くの経営資源が投入可能⇒トータルコストの削減、顧客満足度の最大化
- 独創的なアイデアを生み出す「イノベーション能力」を持つ
1.エンタープライズマネジメント(EPM)のすすめ
- すべての企業活動をプロジェクトとしてとらえ、すべてのプロジェクトを企業戦略の実行手段として遂行する=EPM(Enterprise Project Management)の考え方
- EPM:企業内に存在するあらゆる活動をプロジェクトマネジメントの対象としてとらえる⇒「全体最適」の視点
- リソースの配分:「全体最適」の視点で考える→企業全体にとって最も重要なプロジェクトにその人材を優先的に投入すべき
- 伝統的なプロジェクトマネジメント=「プロジェクトを効率的に進めるにはどうしたらよいか?」⇔EPM=「プロジェクトを業績につなげるにはどうしたらよいか?」
- PMS(統合情報システム):情報を一元化管理し、プロジェクトの稼動状況を可視化する
- PMO(プロジェクトマネジメントオフィス):全社のプロジェクトと統括・支援する組織
2.本格導入
- 個々のプロジェクトが見えない→プロジェクトマネジメントの手法すら担当するマネジャーによって異なってくる場合がある
- 標準化されたものを使う⇒大きなトラブル発生時にはその芽を摘むプロセスが用意されている
- PMSおよびそれを構成するツールを評価する基準:①「成果物中心」、②「プロセス中心」
- Microsoft Office Project2003(以下MSP2003):成果物中心、プロセス中心の両方の視点からデータを扱えるようになっている。ドキュメント管理も可能。
- プロジェクトの成否:計画策定段階が重要な鍵を握っている
- WBS:ノウハウをコンポーネント化して蓄積する
- キーパーソン:特定の部門やプロジェクトに専属という形にしない方がよい
3.MSP2003を使ったPMS
(1)立ち上げ
- Project Web Access:全社技術者の情報がすべて登録され、現状どんなプロジェクトを担当し、いつまで続くのかなどが把握できる
(2)計画と工数見積り
- プロジェクト計画フェーズ:最も重要なフェーズ⇒プロジェクトの成功はこのフェーズで60%以上決まる
- プロジェクトガイドを使って、コンポーネント化されているWBSを組み合わせ、モデルスケジュールを作成できるようにしている
- 見積り:アドオンツールを利用してトップダウン方式とボトムアップ方式を併用した全体の見積りを行なう
- リソースの平準化:要員の平準化をしながら期間の設定を行なう
(3)リソース計画
- コスト用テーブルが用意されている
(4)計画の完成
- Project Web Accessのリスクページに書き出すことで、リスクの発生確率や影響度などを考慮し、対応策を書き留めることが可能
- MSP2003からは、リスク項目をProject Web Accessのリストページに登録できるようになった
(5)プロジェクトの実施
- 自身の作業の確認およびチームメンバーの作業連絡をProject Web Accessの機能を使って可能となる
- MSP2003からは締め処理の考え方が取り入れられ、その機能を使って、会計システムのデータベースにデータを渡すことができる
- ドキュメントに関する報告:MSP2003に追加したアドオンツール(ドキュメントツール)によって行なう
- MSP2003とOutlook2003の連携:Outlook2003に報告機能が搭載される、日別カレンダーにその日実行予定のタスクが表示される
- 開発者ではないステークホルダーでも、Outlookさえ見ていれば関連する予定を確認できる
(6)コントロール
- Project Web Access:実績の承認のほかに、理由を付けて実績の否認をすることができる
- Project Web Access:アドオンツールを利用して品質管理ができる、メトリクスに不具合の内容を件名、摘出日付、摘出フェーズなどとともに登録する
4.実践手順
(1)WBS
- プロジェクトマネジメント:道具が必要⇒道具=WBS
- WBSをもとに計画を作ることで、「すべきこと」だけでなく、「わかっていないこと」が何かがわかってくる
- タスクを洗い出すときのポイント
- 1.完成に至るまでに実施する項目リストが含まれていること
- 2.途中にいくつかのチェックポイントを持って、その時点でのプロジェクトの方向性や進捗を見直す仕組みをつくること
- 1.必ずトップダウンから入る
- 2.作業の分割は、所要時間の長さや依存関係を無視して行なう
- 3.作業の分割レベルはまちまちでよい
- 4.詳細化したい作業は何か
- 5.詳細化のレベルは作業量が見積りできるまで
(2)リソースの割り当て
- チームビルディング:プロジェクトマネジャーが行なう重要な仕事の一つが「選択」。その中でも一番大きな選択が「人材」。
- コラボレーション:顧客満足度向上とコスト削減のためのコミュニケーションマネジメント
(3)リスク
- リスク:「好機と脅威」の両方
- リスクの入力:WBS作成時に行なう
- およそ2割と予想される重要なタスクをあらかじめ特定しておく←パレートの法則を参考
- ブルックスの法則:「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加は、さらにスケジュールを遅らせるだけだ」
- プロジェクトの作業がはじまったから要員を追加する必要が生じたならば、まずは同じプロジェクトの中から探す⇒人を追加するのではなく、人を代えるという策を検討してリスクを低減させる
- ギャンブラー:表表表と続けば次も表に賭ける→必ず強い目に賭けるのが鉄則⇔カモ:次はそろそろと思いつつ泥沼にはまる ⇒ 予測できそうと思えた瞬間が最も危ない
- どんなプロジェクトでも必ずリスクを洗い出し、その発生確率や影響度の分析、起きたときの対処法をあらかじめ策定しておくべき
(4)変更ルール
- 基準計画(ベースライン):建築で言えば最終図面にあたる⇒基準計画により、オリジナルの計画が何を予測していたかがわかるようになる
- 問題の把握を徹底するための3段階
- 1.記録する
- 2.記録したことを解釈する
- 3.複数の問題を結びつける
(5)コントロール
- プロジェクトマネジャーは、スケジュール遅れは絶対に悪であるなどという妄信的な考え方を捨てること。プロジェクトのスケジュールは遅延するもの、と覚悟する必要がある。
- 少々の失敗は隠したいもの。しかし、隠すと失敗が怖さにならない。
(6)終結
- 同じ仕事をより少ない人数でやるのではなく、同じ人数でより多くの仕事をやるのが真の「効率化」であり、プロジェクトマネジメントの目的である
5.EPMの社内展開
- EPMの企業展開:MSP2003を使いきることが、プロジェクトマネジメントの考え方の普及等に繋がる
- 企業展開:「3つのフェーズ」「7つのポイント」「11のステップ」がある
- 3つのフェーズ
- 導入フェーズ
- 展開フェーズ
- 高度利用フェーズ
6.EPMの成功へ
- 刻々と変化していくプロジェクトの状態をプロジェクトの外部から見ることができる仕組みになっていなければ、経営層はプロジェクトの状態を把握できない
- MSP2003のProject Web Access:プロジェクトの可視化を実現する機能
- Project Web Accessの利用により実現されるプロジェクトの状況報告のリアルタイム化は、スピード経営に直結する
- WBS
- テンプレートを用意する際は、できるだけ細かいテンプレートを作成すべき
- テンプレートには、必要なタスク、分析に必要なタスクが網羅されているべき
- ベースラインと呼ばれる基準計画がしっかりとできていること
- 計画と比較可能な方法で実績入力が実施されていること
- 達成率更新が正しく行なわれていること
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):経営の判断を適切に行なうには、部分だけを見ていてはいけない。全体最適の視点を持つことが必要。
- れ(例):決められたリソースをどう使えば一番有効に活用できるか。それは全体最適で考え判断する必要がある。4番バッターばかり揃えても、全体最適の視点からみると1発狙いになり、偏った戦略しか立てられずに上手くいかなくなる。
- ゆ(ユニーク点):PMSを有効に使うことが、EPM成功の要因
- か(仮説):経営のスピードを図るには、ITを有効に活用する必要がある。ITを有効に活用するには、実情にあったツールを選択し、どう使っていくか、どう導入すればプラスになるかを事前に調査・分析しておくべきである。
- い(意見):PMSを上手く使うことで、組織としてのノウハウを蓄積できるとともに、標準化が進めばリスク軽減対策にもなる。また、組織としての能力があがり、CMMIにも繋がっていく。
<気付き>
新しい手法を採用するには、必ず反対する人がでる。分からないものに手を出したくない人たちもいる。有効性を確認し、トップダウンで進める必要がある。なお、Microsoft Office Project2003以外にもいろいろな選択肢があると思うが、個人的には価格的にも、他Office製品との親和性からみても最適なPMSの一つであると思っている。
<今日の一言>
「経営の判断は全体最適から。そのために、PMSを有効活用しよう。」
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第123回目「一瞬で信じこませる話術 コールドリーディング」(石井裕之著)
<ポイント>
- コールドリーディングとは
- 人の心理とは
- 心を開かせるには
<対象となる人>
- 人間関係を良くしたい人
- 騙されたくない人
- 人間心理を知りたい人
<Principle(面白いこと3点)>
- 記憶は加工される
- 最大の関心事は自分自身
- 質問と気付かれずに質問する
<So What?/True? (Answerは皆さんも考え下さい)>
- 騙される人は、心に隙があるのか。それとも信じやすい人なのか。ラポール(信頼関係)を築くテクニックとして、NLPでは経験の共有がある。この本で言うように自分が見られたいことを言ってくれる人に対してもラポールは築けるのか。
この本に興味を持てば→
著者の本は、5/15付けブログ(「強いリーダーはチームの無意識を動かす」)でも取り上げました。NLPも習得されている方です。この本では、なぜコールドリーダーは人の心がわかるのかについて、例を交えながら説明されています。
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<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.コールドリーディングとは
- コールドリーディング(Cold Reading):「まったく事前の準備なしで初対面の人を占うこと」「人の心をその場で読むこと」
- 心理さえ誘導できれば、後はおよそどんなことでも信じさせることができる
- 悪意のあるコールドリーダー:“ふんだくろう”と狙っているものが大きいほど、信頼を確立するのにじっくりと時間をかける
- 騙されるとき→騙される側から「この人の言うことが本当であって欲しい」という気持ちになってしまう
2.心理を利用
- バートラム・フォーラー(心理学者):「人間の自己評価はいい加減なものだ」
- 人間にとって一番感心のあるもの=“自分自身”、“自分”以上に関心のあるものなどない <<そう言えば、写真もまず自分の写りからチェックする時が多い>>
- 「この人の言葉は私だけに向けて話された言葉だ」と相手に思わせる設定を作ることが必要
- セレクティブメモリ:意識に強くアピールした記憶だけが残る⇔その他のどうでもいいことは、それを見たり聞いたりしたという事実さえ忘れてしまう
- 記憶:“加工”された上で思い出される⇒その加工に影響するのがセレクティブメモリ
- 80%のミスをしても20%がヒットすれば、相談者の心の中には「ズバリ言い当てられた!」という印象だけが残る
- アンビバレンス:二面性
- 「相反する二つの面からその人を評価すれば、必ずヒットする」
- “ある人の親友を描写するには、その人とまったく反対の性格や容姿を描写すればいい”
- 騙される人は「そのウソを信じたい」と、心のどこかで強く思っている
- コールドリーダの狙い:無意識のうちに心を開きやすいモードにする
3.テクニック
- ストックスピール(Stock Spiel):リーディングのネタになりそうな、誰もが体験するようなことをリーディングしたもの
- ストックスピールに対する相談者の反応を見ながら、すこしずつ絞り込んで、もっと具体的なリーディグに結びつける
- 相談者が聞きたいと思っていることを言ってあげる⇒コールドリーディングの基本中の基本
- 人間をMeタイプとWeタイプに分ける(100%偏る人はいない)
- Meタイプ
- “私”を基準に考え、感じ、行動する
- 仕事に対するモチベーションは、“自己実現”
- 自分の左側の方が「リラックスできて安心できる側」⇒右側に人を置きたい
- 右肩にバックを提げる
- ウインクは右目を閉じる
- 恋愛に求めるものは“自分を高めるため”のもの
- Weタイプ
- “私たち”を基準に考え、感じ、行動する
- 仕事に対するモチベーションは、“奉仕”
- 自分の右側の方が「リラックスできて安心できる側」⇒左側に人を置きたい
- 左肩にバックを提げる
- ウインクは左目を閉じる
- 恋愛に求めるものは“一体感”
- 質問だと悟られずに質問する
- ヒットが一つあれば、相談者を一気に引きつけることできまる。コールドリーダーはリーディングのあちこちにこういう“賭け”をいくつも仕込む
- サトルネガティブ(Subtle-Negatives)
- 否定疑問文をそれと悟られないようにさり気なく使う
- はったりをヒットさせる仕掛け
- 「〜ではありませんよね?」
- サトルクエスチョン(Subtle-Question)
- 「質問しているということを悟られずに質問する」テクニック
- 「思い当ることはありませんか?」という質問が、情報を引き出すためのトリックであることを悟られにくくする
- 質問をしていないふりをして質問をするという仕掛け
- 「〜というのはなぜですか?」
- サトルプリディクション(Subtle-Predictions)
- 未来を予言し、それを的中させたように思わせる騙しの技法
- 「近いうちに〜があるはずです」「これから〜はよくなっていくでしょう」
- 未来を予言したと思わせる仕掛け
4.日常での利用方法
(1)セールスへの応用
- どんな人も自分の話ししか聞きたくない
- 相手の聞きたいことを話してあげる⇒コールドリーディングの流儀
(2)面接への応用
- 多くの人は“自分のタイプ”に合わせたアピールをしている⇒必ず相手のタイプを見極め、それに合わせなくてはならない
(3)クレーム対応の応用
- 冷静に妥当な苦情を言ってくる人:“商品や納期の問題”を訴えている⇔感情的なクレームをつけてくる人:“自分自身”について訴えている
- 感情をむき出しにしてクレームをつけてくるお客さまが本当に訴えたいこと=商品の欠陥や納期の遅れなどではなく、“自分のプライドが傷つけられた”ということ⇒ポイントは、お客様のプライドや重要感を満たすこと
(4)プレゼンやスピーチへの応用
- 聞いている人:あなたのプレゼンやスピーチのすべてをありのままに記憶しているのではない⇒自分にヒットしたところだけが記憶に残る⇒全体としてどれだけまとまったプレゼンをするかではなく、どこの印象が強く残るかということの方が大切
- グループに対するプレゼンやスピーチ⇒必ず両面から表現すること−あることを言ったら、必ずその対極についても言及すること
(5)初対面で心を開かせるための応用
- 人間は誰でも、「人からこういうふうに見られたい」という願望を持っている
- その人の心の中にある「人からこう見られたい」という願望が、実は、「そのペットが好きな理由」に乗っかって浮かび上がりやすくなる
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):最大の関心事は自分自身。そのため、人は自分が欲しい答えを言ってくる人を信じたがり、心を開く。
- れ(例):記憶していることは、自分が関心のあったこと。自分にとって関心の薄いことは記憶から消えてしまう。
- ゆ(ユニーク点):質問と気付かれずに相手の心理を誘導する。そうすることで、相手が勝手に想像して答えを導き出してくれる。
- か(仮説): 相談に来る人は、自分が聞きたい、こうあって欲しいという想いがある。だから、それを上手く引き出してあげれば、相手の信頼を得ることができる。
- い(意見):相手を観察し、相手から情報を引き出すテクニックを覚えておくと、良い方に使えば人間関係向上に使える。人間関係をよくするには、ちょっとした心理学を知っておくと役に立つ。
<気付き>
ちょっとした言い回しで、人は心を開いて、相手を信じるようになる。言い方一つで人の受ける印象が変わる。相手のことを観察し、言葉の使い方、気の配り方で相手の心が変わってくる。プロジェクトマネジャーの仕事の8割はコミュニケーションとも言われている。どんな仕事でも、リーダとして信頼されるには、コミュニケーション力、心理学を少しは知っておくほうが良い。特に、営業関係の人はダイレクトに成果として現れるのではないだろうか。
<今日の一言>
「ちょっとした心理の誘導で、心を開いてもらうことができる。」
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第122回目「稼ぐ人だけが知っている! 13の氣づき」(岩元貴久著)
<ポイント>
- 13の氣づきとは
- お客さまの心理状態とは
- お客さまの立場になるとは
<対象となる人>
- 売れている店(人)との違いを知りたい
- 人間関係をよくしたい人
- ユーザ心理を知りたい
<Principle(面白いこと3点)>
- お客さまがいてはじめて商売が成り立つ
- 商品ではなく、お客さまに惚れる
- 経営の前に商い
<So What?/True? (Answerは皆さんも考え下さい)>
- どうすれば、氣づきを得ることができるのだろうか。実践から得られる経験と、自分なりの仮説、そして実施からだろうか。人間心理の勉強は、どの分野でも必要ではないだろうか。
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※この本を購入した方には、作者から「14番目の氣づき」を教えてもらえますよ。
今までと全く違った考え方が指摘されていると感じる方も多いのではないかと思います。お客さまの立場に立ってということは、ここまで氣づかないといけないのかと考えさせられます。
<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.マーケッティングの本質を知る
- ビジネスの目的
- お客さまを獲得すること
- 長期にわたってお客さまとの取引を継続する
- 価値観(Value)
- 体質・文化(Corporate Culture):正直、誠実、親切;人は嫌いな人からはめったに買わない
- 知識・スキル(Knowledge & Skills):いい商人は、取り扱っている商品についてお客さまよりもずっと詳しいことが大前提
- 仕組み・プロセス(System):マーケッティング情報の伝達の方法、施策や業務の改善に取り組むプログラム
2.お客さまを獲得する方法
- 「知っていること」≠「できる」こと
- できる限り自分のためになるようなポジティブな態度で学ぶ
- 本の価値⇒読み手が決める
- お客さまのステージ→あなたの会社との取引状況によって違う
- まず見込客→新規客→リピート客→最後はファン客
- 売上=①お客さまの数×②お客さま一人当りの購入単価×③購入回数
- ①お客さまの数を増やす(見込客→新規客、ファン客の紹介による新規客)
- ②お客さまがよりたくさんのお金を使う(新規客)
- ③その後も継続して何度も買う(リピート客&ファン客)
3.ファンのつくり方
- 商品に惚れちゃいけません!⇒惚れるべきはお客さまであって、商品ではない
- 販売:お客さまに惚れること。お客さまの言うことをよく聞いて、お客さまの要望に応える提案がするのが本来の販売。
- お客さまが期待した以上の商品・サービスを提供する
- 事前の告知なく、お客さまが購入してくれた2〜3週間後くらいに、ちょっとした贈り物を差し上げる
- 手紙:ポイントは必ずパーソナライズした内容であること
- お客さまを維持するための最高の手段=お客さまにコンタクトすること以外にない⇒月に1回の頻度でニュースレターを送る
- 商品購入後の3週間以内に3回のコンタクトをとること。その後は3週間ごとにコンタクトする。
- 特別にもてなす待遇(配慮)をしてあげると、お客さまは喜んでくれるし、感動してくれる
- 口コミ:お願いすること、お客さまに「お友達(お客さま)を紹介してください」と頼む
- お客さまを紹介してくれたら、その見返りとして紹介してくれた人に特典を与える
- 影響のある第三者に口コミしてもらう⇒これを実現するためのマーケティング=ジョイントベンチャー・プログラム(JVプログラム)
- お客さまをお互いに紹介しあうWIN・WINの関係を築く
- お金をかけずに広く宣伝する方法⇒本の出版
- できない理由を探すのはやめる
4.氣づきと本質
- Howを知るには、実践するしかない
- 知識を応用して使いこなせるようになって、はじめて知識が力を持つ
- 氣づき:決して他人に氣づかされることはない。自分で氣づくことしかできない。
- 1番目の氣づき:まず自分自身に売る
- 商売で成功する極意=まず自分自身に売ってみること
- 人がモノを買うときの本当の理由は、頭で考えた結果ではない。「欲しい」とは考えない。「欲しい」と想うのである。
- 2番目の氣づき:人は嫌いな人からは買わない
- 人は感情でモノを買う
- 正直:ウソを言わない、だまさない、本当のことを言うこと
- 誠実:言ったことを確実に実行し、約束を守ること
- 親切:他人をケアし、相手を思いやること
- 3番目の氣づき:本物であること
- 4番目の氣づき:売りたければ売らない
- 売る→嫌われる→売れない
- お客さまが自発的に営業マンを求めるときがある
- お客さまにとっての営業マンの存在価値→お客さまの買い物を満足いくものにするためのサポート
- 人は店員から売り込まれるのが嫌
- 5番目の氣づき:ニーズに応えない!
- お客さまのニーズに応えてはいけない!⇒お客さまのウォンツに応えなさい!
- ウォンツ=人の行動の動機の一つ、「快楽を求める」もので支えられているため景気に関係なく売れる
- 6番目の氣づき:魔法の言葉
- 「ありがとう」はお客さまとの関係を築く魔法の言葉
- 販売後にお礼状をだせば、それが他社との差別化になる→お客さまの心象(印象でなく心象)が変わる
- 一般にお礼状は早ければ早いほど、お礼状の効果がある
- 7番目の氣づき:信用と期待
- Credibility, Believability
- Credibility:信用できるとか信頼できること
- Believability:可能性への期待
- 8番目の氣づき:自分の中のゴールドを探せ!
- 新規客の開拓は結構なことであるが、その前に既存のお客さまから収益を得る案を考えてみる
- 9番目の氣づき:マネる
- 他社で非常にうまくいっている方法があれば、それを学習して自分のところで同じようにやってみる
- 10番目の氣づき:シナジー
- 11番目の氣づき:価格について真実を知る!
- お客さまはそもそも価格について決まった基準を持っていない⇒価格を判断する尺度=その商品に対する感じるお得感
- お客さまには価値で判断してもらう
- お客さまは価格を絶対額ではなく、価値によって判断している
- 儲からない相手とは取引しない <<私の知っている人も、「値引きして品質を落とすことは致命的なことになる。クオリティを保てなくなればその商品の価値もなくなる。クオリティを保つために、値段は下げない。」と言われています>>
- 価格=価値を繁栄したもの⇔お客さまにとっての商品の価値を上げれば、価格を上げても反感を抱かれない
- 価値=お客さまが感じ判断するもの⇔あなたが決めるものではない
- 12番目の氣づき:カイゼン〜あきらめない
- 13番目の氣づき(最大の氣づき):心配り
5.最大の氣づき
- 相手に自分の氣持ちを正確に伝える⇒より一層の心配りがもとめられる
- マーケティングでもっとも重要なもの=心配り
- 商売:人を信じることの上に成り立っている
- パラダイム:物事の様相やものの見方、考え方
- 人は嫌いな人(会社)からは買わない
- 人間性を伝える⇒どうやって伝えるかではなく、何をしてあげるか
- 人が恩と感じる⇒人から親切にしてもらったとき⇔親切な行為=心配り
- 心配りを受ける=感動を覚え、その相手に感謝を覚える⇒商売のうえで、お客さまが店員から心配りを受けると、その店員からモノを買いたくなる
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):稼ぐ人は、そうでない人との違いを持っている。それは、お客さまへの想いに対する違いである。その結果がお客さまとの信頼関係の違いになり、商売の結果に表れてくる。
- れ(例):買い物をする時は気持ちのよいところでしたいもの。押し付けられると買いたくなくなる。親切で感じの良いお店、信頼できる店員がいると、そこで買ってあげたくなる。それが御贔屓の店になる。
- ゆ(ユニーク点):経営の前にまず商い。お客さまがあって初めて利益も生じる。
- か(仮説):自分・売る側からみるのではなく、お客さまの心理状態を考えることが大事。売る当事者になると、お客さまの立場になって考えるのが難しくなる。だからこそ、13の氣づきについて考え見る必要がる。
- い(意見):読んでみると、確かに「なるほど」「そういうことか」と氣かされます。お客さまの立場になって考えているつもりでも、それは表面的なことであったと痛感する。この本で指摘されている「氣づき」を読むと、今まで思っていたことと逆のことも指摘されており、自分の考えの浅さに氣づかされる。人と違う結果を出している人は、違う結果を生む違いに氣づいていることを痛感させられる。
<気付き>
最後は人と人の関係なので、心配りが最も重要ということはよく理解できる。また、それを頭で知っている人は多くいると思う。頭では知ってはいるが、具体的に何をどう考えればよいか、どう実践すればよいかについて知らない人が多いと思う。商売だけでなく、人間関係の改善にも役立つヒントが記載されているように感じた。
<今日の一言>
「お客さまは何を望んでいるのかを常に考え、心配りと謙虚さをもって接して行こう。」
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第121回目「図解 あなたもいままでの10倍速く本が読める」(神田昌典監修)
<ポイント>
- フォトリーディングとはなにか
- 本からエッセンス(自分が知りたいこと)を得る方法は
- 本を読むときの取り組み方は
<対象となる人>
- 本を速く読みたい人
- 読みたい本が沢山ある人
- 本を読んでアウトプットしたい人
<Principle(面白いこと3点)>
- 潜在意識を活用した読書
- すべて読む必要はなく、自分にとって知りたいことを得られれば良い
- 読んだ後に情報を残しておく
<So What?/True? (Answerは皆さんも考え下さい)>
- 能動的な読書をすれば、脳は回答を探そうと働いてくれるのか?→だとすれば、疑問点を持っていれば、脳は回答を探し出してくれるのか?
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私は、2004年12月末にフォトリーディングの講座を受講しました。まず3ケ月は続けてみようと、受講終了の翌日から本ブログを始めました。当初は、マインドマップも記載し、とにかく教えられた通りに実行していました。ただ、最近は少しサボって(?)、マインドマップは書いたり書かなかったりです。
本書を読んで、自分にとっても復習になりました。半年以上過ぎたので、そろそろ復習をかねて再受講に行こうかと考えています。
さて、自分なりにフォトリーディングのコツのようなものがあるとすれば、①まずは続けてみること、②できると信じてやること(できなくても悲観しない(できないと思うと、できないことが潜在意識に入ってしまいます)。楽しむことが大事。)、③アファメーションを入れること、④プラス思考で楽しむこと と思います。
ブログを見ている方から、フォトリーディングの本を読んだだけで実践できるのかどうかという質問がありました。私の先生(インディ)は、一人だけできた人がいるらしいと言われていました。受講すると、同じ志の人と仲間になれますし、受講時にそれぞれの読後感、実施した感想をシェアすることができとても楽しむことができます。是非、本を読んで実践するより、受講することを時間的にもお勧めします。
何か疑問点があれば、フォトリーディングを教えられている事務所やフォトリーダーの方に質問してみてください。きっと、親切に応えてくれると思います。私でよければ、どんどん質問してください(まだ、1年も経っていないので、分かる範囲でお答えします)。
<抜粋>(かっこ<<>>内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.フォトリーディングとは
- ポール・R・シーリィ博士によって開発
- 文書を写真のようにイメージとして頭の中に取り込み、その後で必要な情報だけを選び出す
- フォトリーディングでは
- 1ページ1秒のペースでページをめくる
- 質問を投げかけ、必要な情報だけを入手する
- 何度も目を通して、その度に理解度アップ!
2.フォトリーディング・ホール・マインド・システム
(1)ステップ1:準備
- 目的設定
- その本を読む目的を決める=①「その文書を読むことで、最終的に何をしたいのか?」、②「その文書は自分にとってどのくらい重要か?」、③「どのくらい詳しい情報が必要なのか?」、④「目的を達成するために、いまどれぐらい時間をかけることができるのか?」
- 目的を明確にすれば、「全部読まなければいけない」という使命感や全部読まないことの罪悪感がなくなる
- ミカン集中法:ミカンを後頭部から30cmくらい後方の空中に置く⇒リラックスする
(2)ステップ2:予習
- 予習の目的:①ざっと見渡して構成をつかむ、②自分の目的に見合っているか査定する、③次のステップに進むか決定する
- 査定する:読む必要がある本かを見定める
(3)ステップ3:フォトリーディング
- ぼんやりみる <<3Dの絵ってありますよね。浮き出るやつです。あの見方と思っていて問題ないと思います。ソーセージ効果は、気にしなくてもいいようです。神田先生はソーセージのように見れていないというのを、私の先生から聞いたことがあります。>>
- 1秒間に1ページのペースでページをめくって見開きをフォトフォーカスで見ていく
(4)ステップ4:活性化(アクティベーション)
- 活性化のプロセス:アクティベーション
- 読みたい気持ちを高める
- ①文書全体をながめて構成を把握、②キーワードを探して紙に書く、③もう一度全体を把握して質問をつくる <<熟読しない(読みたい気持ちを抑える)>>
- キーワード:興味を持つ言葉
- キーワードを見つけることで、本への効果的な質問が生まれる
- いったん作業を中断して、脳の中で情報を熟成させる
- 熟成した脳に問いかけて、情報を引き出しやすくする
- スーパーリーディング:文書を大きなかたまりとしてざっと見ていきながら、求める答えが書かれた個所を探し当てるやり方
- ディッピング:文書の中で直接あなたの目的を満たす個所を見つけ、何が書いてあるのか理解できる程度までサーっと読むこと
- スキタリング:池の表明に生息するアメンボのような、踊るような動きで文書にすばやく、不規則に目を走らせ、言葉を「拾い読み」する方法
- 一つの文書内で本当に重要な部分は全体の4〜11%程度
(5)ステップ5:高速リーディング
- 文書を重要性に応じて、スピードを柔軟に調整しながら読み進めていく
- 特に実施しなくても良い
3.さらに上級へ
(1)シントピック・リーディング
- シントピック:同一トピック、同じテーマという意味
- 読みたい本と同じテーマの本を数冊フォトリーディングすることによって、もっとも読みたい本をさまざまな角度からしることができる
- <<これは、私の記憶では受講で実施しなかったと思います。受講後にフォトリーダの先輩であるパイオニアンさんに教えて貰いました>>
(2)ダイレクト・ラーニング
- 行動パターンを自然に上達・変化させるテクニック
- ダイレクト・ラーニングによる行動パターンを変化させる方法
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):潜在意識は、凄い情報処理能力がある。憶えようと意識していないことも憶えている。一度見た風景も脳は記憶している。文字として読むと左脳が働き情報処理能力は少ないが、右脳(潜在意識)を活用すると左脳の何倍もの情報処理能力を使かうことができ、読書スピードと記憶が向上する。
- れ(例):ノートでも文字だけで記載されているものと、図示されているものでは記憶や分かりやすさが違う。右脳を活用すると記憶力、情報処理能力が向上する。
- ゆ(ユニーク点):本を読む前に自分がその本から何を得たいかを明確にする。
- か(仮説):問題意識を持って読むときとそうでないときでは、そこから得られる気づきに大きな差がでる。速く読むためにはただ読むのではなく、そこから得られるキーワードに注目して読み進めてみると多くの気づきが得られる。
- い(意見):ここではフォトリーディングについて記載しましたが、速読でも構わないと思います。速読で、フォトリーディング並みのスピードで読める人もいます。その人も読むときはリラックスし、集中することを心がけ、潜在意識(右脳)の使い方を意識されています。突き詰めてみると、いかに潜在意識(右脳)を活用するかをいったところに集約されるのかもしれませんね。
<気付き>
本を読む前に、その本から何を得たいかを明確にすると気づきに差がでます。それと、アウトプットを心がけると、本から得られる気づきはさらに増すと感じています。
マインドマップを書く時間がない人は、三色方式で本に記しを入れるだけでも、次に読み返すときの気づきがちがいます。
<今日の一言>
「読む前に、本から何を得たいのか目標を明確にしよう。そして、気づきはアウトプットしておこう。」
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<おまけ:私の知っているフォトリーダのブログ>
- フォトリーダー@パイオニアンのこの本ええ:フォトリーダーの大先輩です
- つながるフォトリーダーのつながる日記:ミッチー(別名ミッシェル)さんは、マインドマップも教えられています。京都の綾部の方は是非問い合わせて見てください。
- ストマネ−わたしのストレスマネージャー−:セキュアド関係やプロレス関係のブログも出されています。先日話されていた、あの件のメルマガ楽しみにしてますよ。
- Photreading習得委員会:このブログも紹介してもらっています。