第112回目「強いリーダーはチームの無意識を動かす」(橋川硬児、石井裕之著)(その3)

<ポイント>

  • 相手にYESと言わせるコツは
  • 相手のモチベーションを上げるコツは
  • 潜在意識に訴えかけるコミュニケーションとは

<対象となる人>

  • コミュニケーション力を向上させたい人
  • 心理学(特にNLP)に興味のある人
  • 強い心を持ったリーダになりたい人

<Principle(面白いこと3点)>

  • サイレント・カリスマになる4つの方法
  • 自分を客観的に観る方法
  • ありのままの自分を知る

この本に興味を持てば→強いリーダーはチームの無意識を動かす


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ビジネスで活かせるNLPの実践例です。本書には、具体的な説明と例文が記載されていて分かりやすいです。今回は最終回です。
なお、NLPについては、4/11(第91回目)〜4/18(第98回目)も参照してください。
今回は、揺れない心をつくる方法についてのテクニックです。
<抜粋>(かっこ内は私の意見)
青(客観重要、まあ大事)赤(客観最重要、すごく大事)緑(主観大切、おもしろい)


3.カリスマ

  • (1)リーダーに求められるカリスマ性
  • 揺れない心の力を持つこと=静かなるカリスマ:「サイレント・カリスマ」⇒何があってもどっしりと揺れないその安定が人々の心に共鳴する
  • スタッフを、外的な規範で統率するのではなく、自らの心の安定で導くことのできるリーダー
  • リーダーの安定した精神こそが、組織の中心軸となる
  • ダメ社員をダメ社員にしているのはリーダーだったりする⇔<font color="red">上に立つ人間ほど、メンターとしてサポート役に回らなければならない
  • (2)サイレント・カリスマを身につける4週間プログラム
  • WEEK1:走らない
    • できるだけ「走らない」ことを心掛ける⇒状況に振り回されない自分」をつくるのに大変効果がある
    • 自分の感情を他人に乱されないための訓練
  • WEEK2:しゃべらない
    • できるだけ「しゃべらない」
    • 「自分がこれからしゃべろうとしていることは、本当にいいコミュニケーションを築くためのものか?それとも、自分のストレス解消や気晴らしのためにしゃべりたいのか?」と自分に問いながら話をする=言葉の脂肪を削ぎ取る
  • ほとんどの「おしゃべり」は、実は、コミュニケーションを円滑にするためというよりも、自分自身の不安から来るもの
  • 「口を開くまでは誰もが天才」
  • 言葉を少なくしようと心がける分だけ、表情が豊かになる
  • 「しゃべらない」⇒潜在意識に対して「私の話す言葉はすべて重要だ」という暗示を与える
  • WEEK3:ジャッジしない
    • 「先入観の入った判断をできるだけ控える」と言うこと
    • トラブルが起こっても、その出来事に対して、できる限りの最適な対応を炎々とこなしていけばよい
    • 「ジャッジしない習慣」⇒「私は、いつでも新しい可能性を受け入れる準備ができている」という暗示を潜在意識に与える
  • WEEK4:感謝する
    • 私という人間は、感謝すべき嬉しいことがたくさん与えられている人間だ」という暗示を潜在意識に与えることになる
    • スタッフの「使えないところ」を見つけるのがリーダーの役割ではない⇒「使えるところ」を見極め、そのリソースをプロジェクト全体に活用していくところが、腕の見せどころ
  • (3)セルフコントロール
  • 1日に何度か自分の写真そのものを見る→左右反転していないありのままの自分の顔を見る⇒意識に対して「自分を客観的に捉えるのだ」という暗示を与えることができる
  • 自分の声を録音したものを聴く」⇒「しゃべっている自分を客観的に捉えられる」ようになる
  • ほとんどの緊張や恐怖は、自分を客観視できないことに起因している⇒自分の言動を冷静に観察できるようになれば、どんなにたくさんの人の前に出ても緊張することはありません
  • 自分の「ありのままの声」に慣れてくると、だんだんと話の内容に「突っ込み」を入れる余裕が出てくる



<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)

  • こ(根拠):組織におけるリーダーの与える影響は大きい。リーダーの力量で左右される。そういう意味でもリーダーには強い心が求められる。
  • れ(例):リーダー、トップが変わると組織が急激に変化することはよくある。
  • ゆ(ユニーク点):揺れない心をつくるには、潜在意識にその意味を与えることが重要。そのために、「走らない」「しゃべらない」「ジャッジしない(先入観を持たない)」「感謝する」ことで訓練する。
  • か(仮説):潜在意識に揺れない心を与えると、自然とものに動じない心が形成される。
  • い(意見):揺れない強い心と、スタッフを活かす能力がリーダーには求められる。そして、それは訓練によって磨くことができる。その訓練もそれほど難しくなく、だれにでもできるものである。

<気付き>
潜在意識の活用で、心が変わる。心が変われば、行動が変わる。潜在意識の活かし方は、ささいなこと、普段の行い、考え方による。小さなことで、前向きに捉えていくように注意したい。

<今日の一言>
「リーダーは揺れない心を持つ。そして、それは誰にでも簡単な訓練で身につけることができる。」



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