第109回目「1分間自己管理」(ケン・ブランチャート、スティーブ・ゴットリー著)
<ポイント>
- 先延ばしする癖をあらためるには
- なぜ先延ばしするのか
- よいリーダーとは
<対象となる人>
- 仕事のクオリティを上げたい人
- 先延ばし癖を直したい人
- 自分の夢をかなえたい人
<Principle(面白いこと3点)>
- PRIORITY(優先順位):“トリアージ”を使って行う
- PROPRIETY(妥当性):正しいことを正しい順序で実施しているか確認
- コミットメント:真剣に熱い心で取り組んでいるか
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ついつい先延ばしにしてしまうことがあり、後で困ることも。優先順位つけについては多くの人が実施していると思いますが、その内容と正しさが問題。
この本は小説形式でかかれているので、分かりやすく納得させられます。
三つの原則については、言わずもがなという感じもしますが、シンプルなものほど実施しるのが難しいのか知れません。
<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.第1の法則:PRIORITY(優先順位)
- 優秀な社員:「自分は何者なのか」をしっかり見きわめている→自分の考え、思い、夢や目標をつきつめて考えている⇒「オンタイム/オンターゲット」な人間になって、人生の一分一秒を最大限に活用しなければならないとわかっている
- 「オンタイム/オンターゲット」になるということ=基本原則をきちんと立てて、自分を無にして行動すること、人生を変えようと努力すること
- ベストカンパニー条件
- 第一条の件:自分でも思ってもいなかったような力を社員に発揮させること
- 第二の条件:お客様に約束したもの、あるいは約束した以上のものを提供すること
- 第三の条件:納入業者を守ること
- 「イエス」というべき:やりたいし、やらなければならないこと。やりたくないが、やらなければならないこと。
- どちらともいえない:やる必要がないが、やりたいこと。
- 「ノー」というべき:やる必要もないし、やりたくないこと。
2.第二の原則:PROPRIETY(妥当性)
- 第二の原則:PROPRIETY(妥当性)
- PROPRIETY(妥当性)の三つの意味
- 1.正しいこと、適切なこと、あるいはそういう状態という意味
- 2.行動や考えが正しいこと
- 3.既存の基準に合致しているということ
- 正しいことをやる
- 正しい理由でやる
- 正しい人たちとやる
- 正しいタイミングでやる
- 正しい順序でやる
- 全力を集中してやる
- 正しい結果を生み出す
- 1.合法性:法律や社則に違反していないか
- 2.公平性:公平か、Win-Winの関係が保たれているか
- 3.自分の気持ち:誇りをもてることか
- 自ら模範を示す
- 人に奉仕する
- 必要とあれば、人にものを頼む
- 他人の貢献を認め、賞賛する
3.第三の原則:コミットメント
- 第三の原則:COMMITMENT(コミットメント)
- コミットメント:真剣に取り組む姿勢、どうあっても達成しようとする決意
- 人生最大の悲劇:くだらないことや間違ったことにコミットメントすること
- コミットメントしている人:言い訳なんか思いつかない。コミットメントとは、何があろうと最後までやり抜くということ。
- いったん手をつけたからには全力を尽くせ
- コミットメント
- 神へのコミットメント
- 家族へのコミットメント
- 優先順位へのコミットメント
- 妥当性へのコミットメント
- 目的へのコミットメント
- 理想へのコミットメント
- 目標へのコミットメント
- 清廉潔白さへのコミットメント
- 真理へのコミットメント
- 初志貫徹へのコミットメント
- 1.優先順位:すべてを“トリアージ”せよ
- 2.妥当性:「倫理憲章」を思い出せ(正しいことを、正しい理由で、正しい人たちと、正しいタイミングで、正しい順序で、全力で集中して、正しい結果を生み出す)
- 3.コミットメント:熱い心でやりぬけ
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):先延ばしにするには、本当の優先順位がわかっていないから。1日に時間は決まっている。そこで、自分は何をすべきなのか、その根拠は正しいのかを考えないと誤った優先順位をつけてしまう。
- れ(例):先日の福知山線脱線事故でも、救急隊員は“トリアージ”をつけて被害者の状態を医師に知らせていた。
- ゆ(ユニーク点):優先順位を設定するにあたっては、その妥当性を検証しておくこと(正しいことを、正しい理由で、正しい人たちと、正しいタイミングで、正しい順序で、全力で集中して、正しい結果を生み出す)。
- か(仮説):優先順位をつけるまでは良いが、それが誤っていると正しい結果は得られない。従って、優先順位の妥当性を検証することで、自分のやるべきこと、やらなければならないことが明確になる。明確になれば責任感も生まれ、自分自身にたいしてコミットメントできる。
- い(意見):優先順位はつけて実施していたつもりであるが、一方でやりたくあいことは自分で理由をつけて後回しにしていた面もあったと思う。妥当性を認識して、それに対してコミットメントできるかを考えていきたい。
<気付き>
フォトリーディングを始めて、それまでに読もうとためていた本が減ってきた。一方で、(本を速く読めるようになったので)新たに読みたい本が増えてきた。本を読むのが楽しくなったため、勉強すべきことより本を読むほうを優先しているところもある。
もう一度、自分自身の未来のための今やるべき優先順位を“トリアージ”して、妥当性を検証した上で、熱い心で未来に対するコミットメントをしていきたい。
<今日の一言>
「優先順位を決め、その妥当性を検証し、熱い心をもってやり抜こう。」
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