第107回目「大好きなことをしてお金持ちになる」(本田健著)
<ポイント>
- 大好きなことをしてお金持ちになるのは
- 大好きなことを見つけるには
- 大好きなことをして成功するポイントとは
<対象となる人>
- 大好きなことをしてお金持ちになりたい人
- 自分らしい人生を送りたい人
- 自分の夢をかなえたい人
<Principle(面白いこと3点)>
- 勇気を持って自分の人生を生きようとしている人には、ご褒美が用意されている
- セルフイメージを高く持つ
- 報酬は提供するサービスによって決まる
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ロバートアレンに行く前に、お金に関すること、ビジネスに関することを何冊か上げておきたく本田健氏のお金持ちになるシリーズから選択しました(この本で4冊目だそうです)。明日は、マーフィーの法則で有名は、マーフィーがお金持ちなる方法&ビジネスを成功させる方法&夢をかなえる方法についてどのように考えいるかを取り上げて見ます。
<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.大好きなことをして成功する
- 大好きなことをやると成功しやすくなる=ツキがよくなるから
- あなたの内面の声(プラスorマイナスの声)→どの声を信じるかで、あたなの人生が決まる
- 勇気を持って、自分の人生を生きようとする人には、たくさんのご褒美が用意されている
- 「人は、自分が考えるような人生を生きている」
- 普通の人が美しい人生を生きられない一番大きな理由は、「楽しい人生を生きている人を知らない」ため
- 幸せに成功している人全員に共通して言えるのは、自分はラッキーだと思っていること
- 大好きなことで成功する7つの特徴
- 1.大好きなことを中心にすえて人生を生きている
- 2.自分のライフワークに強烈なプロ意識を持っている
- 3.お金を受け取るチャンネルが多く、収入を自分で決められる
- 4.セルフイメージが高い⇔成功者は、このセルフイメージに応じて人生がつくられると考える
- 5.ネットワークが広い
- 6.好奇心旺盛で何でも吸収する
- 7.積み上がる仕事をしている:仕事には「投資」と「消費」の二種類がある→投資=将来につながっていく仕事、消費=その場限りの仕事
2.大好きなことをしてお金持ちになる仕組み
- 成功の方程式(4つの要素のかけ算で人生の成功が決まる)
- 「行動力」×「知恵と知識」×「本人のセルフイメージ」×「持って生まれた才能」
3.成功者だけが知っている
- スモールビジネスを自分で経営することが、幸せなお金持ちへの最短距離
- 「大好きなことをやって成功しよう」と考えるとき、最終的にどの立場で人生を生きるのかを決めることが大切
- あなたが提供するサービス=あなたが受け取る報酬⇔サービスの質をいかに高めるかが、あなたの成功を決める
4.才能をお金に変える6つのステップ
- ステップ1:幸せの源泉を見つける
- 幸せの源泉:それをやっているだけで幸せになれる活動。“才能をお金に変えるステップ”の最初が、この「幸せの源泉」を見つけること。
- 好きなことで成功するためには、あなたの中に眠る才能に光を当てる必要がある
- 人間の10の特性:①アーティスト、②クリエイター、③問題を解決する人、④リーダー、⑤チャレンジャー、⑥サポーター(縁の下の力持ち)、⑦オーガナイザー(まとめ役)、⑧物をつくる人、⑨コミュニケーター、⑩世話をする人(癒す人) <<簡単な自己診断問題が記載されていました。私は、②クリエーター向きだそうです。>>
- 才能を生かす仕事の形
- ①好きなことを「する」
- ②好きなことを「書く」
- ③好きなことを「人に話す」
- ④好きなことを「グッズにする」
- ⑤好きなものを「売る」
- ⑥好きなことを「広める」
- ⑦好きなことを「教える」
- ⑧好きなことを「組み合せる」
- ⑨好きなことをプロデュースする」
- ⑩好きなことを「する人にサービスを提供する」
- ステップ2:豊かさの源泉を見つける(キャッシュ・ポイントを探る)
- 大好きなことでお金持ちになるには、「幸せの源泉」と「豊かさの源泉」の二つを掘り当てることが必要
- あなたの人生=幸せの源泉(ライフワークを生きる、静かなワクワクを感じることをする)+豊かさの源泉(人と分かち合う、お金の流れをつくる)--お客さんと何かを分かち合っているから、売り上げを上げることができる⇒この「分かち合い」が起こるポイントのことを「キャッシュポイント」と呼ぶ
- キャッシュポイント:①得意なこと、②経験があること、③人が求めること、④人が喜ぶこと、⑤時代の流れ、世の中の関心が向かうもの、これらが重なっている点
- ステップ3:成功するためのスキルをみがく
- ステップ4:お金のIQ、お金のEQを高める
- お金のIQ その1 稼ぐ:稼ぐ=「自分の好きなことを楽しみ、分かち合う」ことと同じ意味だと考える
- お金のIQ その2 使う:自分にとって本当に必要なものは何か、どのようにお金を使うことが自分らしいのかについて考える
- お金のIQ その3 守る:お金を「守る」とは、自分と周囲の人との関係をうちもクリアーにしておくこと
- お金のIQ その4 増やす:お金の面で応援するかどうかの基準は、その活動が自分の考え方に一致しているかどうかである
- お金のEQ その1 受け取る:自分に与えられたものやチャンスを受け取ることが大切
- お金のEQ その2 感謝して味わう:豊かさを感じるためには、「今」という時を100%生きることが不可欠
- お金のEQ その3 信頼する:自分の人生を信頼する
- お金のEQ その4 分かち合う:人生は分かち合い
- ステップ5:ビジネスIQ、ビジネスEQを高める
- ビジネスIQ その1 稼ぐ:売り上げを上げなければ、ビジネスとは言えない
- ビジネスIQ その2 使う:ビジネスでのお金の使い方は、「投資」と「消費」の2種類
- ビジネスIQ その3 守る:時代が急激に変化しているため、従来のやり方でビジネスをしていると、瞬間的に市場が消滅する恐れがある
- ビジネスIQ その4 増やす:「売り上げや利益を増やす」、「お客の数を増やす」「お客の1回あたりの買い物金額を増やす」「お客の買う頻度」を増やす
- ビジネスEQ その1 受け取る:お客さんがあなたに喜んでお金を払ってくれるという事実をしっかり「受け取る」こと
- ビジネスEQ その2 感謝して味わう:お客さんから、いただいた信頼とお金に対して感謝して、それを心から味わうこと
- ビジネスEQ その3 信頼する:ビジネスで成功するためには、信頼される人間になることが第一条件
- ビジネスEQ その4 分かち合う:自分のビジネスをいかにきれいに分かち合えるかが成功の鍵を握る。もう一つの分かち合いは「利益」を分かち合うということ。
- 「お客さんを喜ばせる」というのが商売の基本
- ステップ6:ビジネスシステムをつくる
- 5つのポイント
- 1.何のサービスを提供するのか決める:お客さんに提供する「サービス」の本質を掴むことが必要
- 2.あなたのUSP(ユニークな点・強み、Unique Sales Point)を明確にする:あなたのユニークな点は、あなたの本質から生まれるもの
- 3.誰をターゲットにサービスを提供するのか:お客さんを選ぶときには、気持ちよく接することができる相手を選ぶとよい
- 4.「お客」と「お金」がどんどん流れるシステムをつくる
- 5.ビジネスシステムを自動操縦する:あなた以外の人でも維持できるような仕組み作りをする
- 5つのポイント
- 1.営業する必要のない仕組み
- 2.お客がリピートして購入してくれる:ビジネスの安定性は、お客さんのすそ野の広さにある
- 3.前金で、しかも現金でもらう
5.お金持ちの人生への移行期の乗り越え方
- お金持ちの人生への4ステップ
- 1.大好きなことを絞り込む時期:自分のハートを感じながら、じっくり時を待つ余裕が大事。すぐにしっくりくる仕事が見つからないからといって、慌ててはいけない。「自分が大好きなこと」を知るには、幸せに人生を生きる最大の秘訣。
- 2.成功に必要なスキルを身につける修行期:とにかくすべての瞬間が学びである
- 3.自分らしさを洗練させ、独立する時期
- ①商品、あるいはサービスをつくる(仕入れる)
- ②パッケージ化して、プレゼンテーションして、売る
- ③アフターフォロー
- ④経営状態に管理
- 4.分かち合い、成長する時期:才能は、分かち合わないことには、その存在にも気づけないものである
- 1.お金を意識しずぎる
- 2.お金のことを考えていない
- 3.自分が一番だと考え、分かち合いを忘れている
- 4.当たりそうなこと、得意なことだけをやっている
- 5.スキルがまだ身に付いていないのに、見切り発車をしてしまう
- 1.普段してことのない贅沢をしてみる
- 2.成功している人と日常的に時間を過ごす
- 3.成功した人間として日記を書いてみる⇒成功者は、イメージが現実を作り出すメカニズムを使っている
- 4.成功写真や宝の地図を持ち歩く
- 5.成功した人のように振るまう
6.成功者にやってくる試練
- 5つの試練
- 1.身近な人から逆風が吹く
- 2.言われもない批判や中傷、嫉妬を受ける
- 3.忙しくなって時間の余裕がなくなる
- 4.心の平安を失う
- 5.内なる恐れ、自分自身への疑いがでる→内からわきあがってくる恐れや不安、疑いといった感情をうまく処理できなければ、成功への旅はそこで終わってしまう。
7.大好きなことでお金持ちになる9つのメンタリティー
- 9つのメンタリティー
- 1.自分らしく生きる:看板にラーメン・すし・カレーと記載している店があった。近くまでいくと、紙でマジックでケーキ始めましたとある。誰がこのような店に行きますか→店のオーナーは自分が何をやりたいのかさっぱり分かっていない
- 2.パートナーと共に進む
- 3.プラスとマイナスのバランスをとる:ビジネス、人生には必ず「プラス」「マイナス」が存在する→自分の目に何かがマイナスに映った時には、自分がプラスにずれていないか確認するチャンス
- 4.人生で何がもっとも大切なのかを見きわめる
- 5.感情を自由にして表現して生きる
- 6.リスクを冒す:「若いうちに“老後の楽しみに思い出せるような大失敗”をたくさんしたほうがいい」
- 7.失敗を人生最大の先生にする:失敗を恐れない→(失敗を恐れるということは)自転車に乗るのに、一度も転ばないで乗ろうと思うようなもの。最終的に乗れれば、どんだけ転んでもいいという思考回路に替わらなければ、挑戦する気も起こらなくなってしまう。
- 8.成功しようと考えない:成功することを忘れて、自分の大好きなことをやるのが成功への近道
- 9.夢を見る:ディズニーワールドが完成したときに、ウォルト・ディズニーはいなかったが、その兄は、記者からの「亡くなった弟さんは、これらを見たらどのように感じるでしょうか」との質問に次のように答えた。「失礼ながら、彼は、私たちが実物を見るよりずっと前に、いちばん最初にみているんですよ。頭の中でね。」
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):幸せな人生とは、自分らしく精一杯生きること。自分らしく生きることととは、何か。それは、その人の考え方による。だが、大好きなことをして悔いのない一生を送れることを望む人が多い。大好きなことを仕事に持っている人は、仕事自体が楽しい。楽しものは続けられる。仕事がプレイになり、それが成功を呼ぶ。
- れ(例):イチローも松井も野球が小さいころから好きで、人の何倍も好きだからこそ打ち込んできた。女子プロゴルファーのさくら選手も、ゴルフが好きだからこそ親子で練習してきた。好きだから、上手になっていく(好きこそものの上手なれ)。
- ゆ(ユニーク点):セルフイメージを高く持っていることが大事
- か(仮説):セルフイメージを高く持っていないと、自分自身に対して否定的になる。自分の可能性を狭めてしまう。逆に、セルフイメージを高くすることで、自分の可能性を信じることができ、それが成功に繋がる。
- い(意見):自分の人生の主役は自分自身。だからこそ、セルフイメージを高く持つことが大切。最後まで一緒にいることができるのは、自分しかいない。また、成功者と付き合うことで、そのノウハウを実際に学ぶことも重要。そのためには、自分のステージも上げていく必要がある。この当たりは、2005.02.09第51回「あなたは絶対!運がいい」を思い出しました。
<気付き>
まずは、セルフイメージ。ただ、セルフイメージを高く持ちつづけるには、それなりの成功体験も必要だと思う。自信が自尊心を高めていく場合もある。そのため、小さいことでも成功体験を持つことは大切なこと。
<今日の一言>
「セルフイメージを高く持とう。また、自分自身の特徴を知り、お金の流れの仕組みを作ろう。」
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