第103回目「仕事のできる人の考える技術&書く技術」(THE 21 5月号)
<ポイント>
- 考える技術とはなにか
- どのように考えればよいのか
<対象となる人>
- 思考法を身につけたい人
<Principle(面白いこと3点)>
- 仮説に過ぎないことを結論とはや合点するな
- さらに、もう5分間考えてみる
- 情報のインプットを増やす
この本に興味を持てば→THE 21 5月号
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本書では、ここで紹介した意外に、著名人が使っている思考のテクニックも紹介されています。
<<4/30〜5/2までは実家と墓参りのため休みます。連休中には、マーケッティングに興味のある方なら知っているかと思いますが、ロバートアレンについて記載していきたいと思っています。>>
<抜粋>(<<>>内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.論理的思考法(大前研一氏)
- 論理的思考法
- ①データ収集と分析を行い、仮説を立てる
- ②仮説が正しいかどうかを検証する
- ③具体的解決策を導き出す
2.紙上で考えを纏める(飯田亮氏)
- 何かを尋ねたときに、すぐに答えが返ってくるようなヤツは思考力があるとはいえない。
- ものを考えている人間は、わからないことは「わからない」とはっきり言う。答えるときもすぐに言葉にするのではなく、一泊、間を置く。
- 思考力=「頭のよさ×集中力×考えた時間」
- 長い時間考えた人間が勝つ → 「さらにもう5分間、考えてみろ」
- 「これをどうしても実現したい」というものが出てきたら、まず「図に落とす」
- いくら頭で考えても、紙に書かない限りは、絶対に考えはまとまらない。逆に紙に書くと、漠然と考えていたことも具体的になる。
- ビジネスを進めていく上で絶対にやってはいけないこと=「Aが済んだらB,Bが済んだらC」というように、一つバラバラに進めること。
- 最初から終わりまで、あるいは終わりの少し手前まで、トップが一人でかんがえなきゃだめ。
- 頭ではなくハートで考える
3.思考チェックリスト(熊谷正寿氏)
- まず、目標を数値化すること
- 目標=数値化しないと、絶対に達成できない
- 一方で、判断の価値基準をハッキリさせる
- 定量的と定性的という二つの側面から目標を明確にする
- 考えられる解決策をすべて挙げる
- 個々の解決策を選択した場合のメリット、デメリットを検討する。
- 解決策をたくさん出したければ、単純に知識や情報のインプットを増やせばいい
- 個別の条件ごとの情報収集も徹底的に行う
- 悩むという心理は、ほとんどの場合「失敗したらどうしよう」という恐怖心からきている。だから、迷ったときは最悪の結果を想定し、それに自分は耐えられるかどうかを自問自答してみる
4.思考法
- これがダメならこれ、それがだめならこれ、と次々と対策を打っていける人が、思考力の高い人(南場智子氏)
- 「計算」とか「努力」で、運の占める割合をできる限り小さくしている(五味一男氏)
- ヒットの原因をあとから分析する「後付けのマーケティング」は、誰だってできる。ヒットを自ら生み出す「前乗りのマーケティング」は、普通の人の目線で考えられる人にしかできない。(五味一男氏)
<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)
- こ(根拠):思考法を身につけることで、考える習慣がつく。考える習慣がつけば、物事の本質が見えてくる。
- れ(例):問題解決が上手くできないのは、ものごとの上っ面だけを見ているから。解決策と思っていたものが、実は仮説にすぎなかったために、解決しなかった。
- ゆ(ユニーク点):結論とは「仮説→検証」の繰り返しを経て得られるもの。
- か(仮説):問題の本質はそう多くない。複合的に絡んでいても、分解できるはず。トヨタがとっているように、WHYを5回考えてみる。原因の原因を考えていくことで、
- い(意見):安易に解決策を出すと、結局真の解決にならない。その次まで考えられる人、より深いところまで考えられる人が勝ち組みになっていくのではないか。
<気付き>
深く考えるには、まずその問題について長く考え見る。答えがでても、もう一度、それが正しいのか検証していみる。安易に答えを出すのは、考えていないということ。この差は非常に大きい。
<今日の一言>
「問題の原因のさらに原因は何か。問題を深く、長く考えることを習慣にしよう。」
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