第98回目「NLPのすすめ 優れた生き方へ道を開く新しい心理学」(ジョセフ・オコナー、ジョン・セイモア著)(その7)

<ポイント>

  • 夢を実現するには。
  • 戦略をつくるには。

<対象となる人>

  • 夢を実現したい人
  • 成功したい人

<Principle(面白いこと3点)>

  • 夢想家、現実主義者、批判家の視点を持つ
  • 努力より効率と楽しさを求める
  • 戦略をモデリングする

この本に興味を持てば→NLPのすすめ―優れた生き方へ道を開く新しい心理学


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今日でこの本の解説も終わりです。どちらかというとセラピスト向けのような本でした。そのため、少し専門的で実際例がなく分かりにくいところもあったかと思います。但し、NLPとは何ぞやのエッセンスは詰まっていたかと思います。
明日からは、NLPを用いて効果を上げられている実際例を報告した本を紹介していきたいと思います。子ども達との関係をNLPを用いてサポートしていく本です。人間関係の改善にも役に立つと思います。
NLPを紹介されているブログがありました⇒<NLP Traffic Intersection>、<わくわく・いきいき・元気で NLP BLOG
<抜粋>(<<>>内は私の意見)
青(客観重要、まあ大事)赤(客観最重要、すごく大事)緑(主観大切、おもしろい)


8.成功の秘訣
(1)学習方法

  • モデリングに成功すれば、貴方が模範とした人と同じ成果を得られる
  • どんな人間の行動も、その背後にある信念と具体的な思考過程と身体的特徴をマスターすれば、それをモデリングできる。
  • 戦略=料理と同じ:まず材料を知る。それぞれの分量と質を知る。正確な順序を知る。
  • 戦略をモデリングする
    • 1 材料(代表システム)
    • 2 それぞれの質と量
    • 3 実行の順序
  • 優れたセールスマン:本当に顧客を満足させようとすれば対応の仕方を顧客に合わせる。
  • 正しい学習法は一つしかないと主張する教師⇒彼の戦略に皆が従うべきだと主張しがち。これでは、彼と同じ戦略を用いない多くの生徒にとって困難が生ずる。 <<子ども一人一人にあった学習方法を見出して上げたいものです>>
  • 音楽を記憶できる人:聴覚でなく共感覚で、曲の感じを画像にしたものを聴いている。
  • 努力:心的エネルギーを要する。努力と言う言葉自体が難しい仕事で多分失敗するということを前提にしている。⇒一生懸命努力するほどその仕事は難しくなる。努力すること自体が障害となる。⇔効率的な良い戦略は学習を容易で楽しいものにする。非効率な戦術は学習を困難なものにする。 <<努力せよと押し付けずに、効率的な学習方法、その人(自身)にあった楽しい学習方法を身につけよう。例えば、本が嫌いな人も、フォトリーディングや速読で速く本が読めるようになると、楽しくなる。>>
  • 学び方を学ぶのが教育において一番大切な技
  • 良い学習者:過ちを犯しても、それを自分の行動を修正するフィードバックとして用いる。目標を目指し、リソースに満ちた状態を保ちつづける。 <<イチローにこれを感じます>>
  • もし生徒が十分に動機付けされ適切な学習戦略を与えられれば、概ね半分以下の授業時間で教えられる。

(2)夢を実現

  • 夢想こそがこの世のあらゆる目標を創造するための第一歩
  • ディズニーは三通りの過程を用いている=夢想家と現実主義と批判家
  • 夢想家と現実主義と批判家の戦略
    • 1 解決したい問題を選ぶ。そして、夢想家と現実主義者と批判家の席を作る。
    • 2 夢想家としての貴方のリソースと戦略をその席にアンカーする。思う存分夢を見る。
    • 3 現実的になる。「もし私がXだったら、どのようにこの計画を実行に移すだろうか?」貴方がXになったとうに振舞う。⇔現実主義者としての心理状態とリソースをその席にアンカーする。
    • 4 批判家にある。短所と同時に長所も認め、問題点を指摘しながらある計画を批判したときのことを思い出す。
    • 5 問題または目標を定める。夢想家の場所に座って心を解放する。失敗ということがあり得ないとしたら何をするか? 「もしかしたら・・・」という言葉で呼び出してみる。
    • 6 現実家の席について夢想した計画について考える。組織だったことを考える。どうやったら実行できるか? 現実的にするためには何を変えなければならないか? 現実主義を呼び出す言葉は「どうしたら・・・できるか?」である。
    • 7 批判家の席に着いて計画を調べ、評価する。何か欠けているものはないか? 批判家は「欠けているものは何か? 私にはどう役に立つのか?」と尋ねる。
    • 8 夢想家の席に戻って現実主義者と批判家から学んだことを考慮しながら計画に創造的な変更を加える。
    • 9 出来上がった考えがそれぞれの場所でうまく行けば、行動する。「これを実行しようか?」ではなく、「これこそ私がしなければならない。他にすることがあるだろうか?」



<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)

  • こ(根拠):自分の中で物事をいろいろな角度から考える習慣をつけ、これをやらないでどうするのかというところまで確信する。自信と確信ないと目標の達成は近づいてこない。
  • れ(例):夢だけでなく、それを戦略的に分析し計画が立てることができれば、あとは実行のみ。プロジェクトでもそうであるが、計画がないと上手くいかない。
  • ゆ(ユニーク点):自分の中に夢想家、現実主義者、批判家を持つ。
  • か(仮説):夢を見ているだけでは実現しない。夢を確信と自分がこれをやらないでどうするとう義務感にまで達することができ、綿密な計画と戦略があれば半ば成功したようなもの。
  • い(意見):自分の中に夢の実現に対して、冷静に考えられる部分(現実主義者)、リスクを気付かせてくれる部分(批判家)を持ち、それぞれの意見が自分の中で統合できれば怖い物はないのではないか。


<気付き>
冷静に自分を見つめなおせる視点を持つことが大事。批判家の目、第三者の目を持って自分自身を見つめることは難しいかもしれないが、いつもそのような視点を持っていれば、暴走を食い止めることができる。冷静になる一面を持つことで、より実現できる可能性の高い戦略、計画を作ることができる。

<今日の一言>
「自分の中に、夢想家、現実主義者、批判家の席を作ろう。そして、確固たる戦略のもとに行動し夢を実現しよう。」



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