第96回目「NLPのすすめ 優れた生き方へ道を開く新しい心理学」(ジョセフ・オコナー、ジョン・セイモア著)(その5)

<ポイント>

  • (発せられた)言葉の本当の意味を知る。

<対象となる人>

  • 行動を変えたい人
  • コミュニケーションをよくしたい人

<Principle(面白いこと3点)>

  • 言葉が本当に意味するのものは人によって違う
  • 具体的に聴くことが重要
  • 直感は無意識からの信号

この本に興味を持てば→NLPのすすめ―優れた生き方へ道を開く新しい心理学


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今日で言葉の意味と、直感についてです。直感については、直感があたる時ってありませんか。その時の感覚を覚えておくと、直感からのメッセージをより感じることができるようです。言葉については、人によって意味の捉え方が違う場合があります。だからこそ、曖昧にせず具体的に言葉の内容を聞くことが大切。
明日は、「困難の克服方法」について具体例もあげてみていきます。今日は短かったですが、明日の「困難の克服方法」については、どのようにしたらよいのかを含めて記載していきたいと思います(私も考えも入れて)。
<抜粋>(<<>>内は私の意見)
青(客観重要、まあ大事)赤(客観最重要、すごく大事)緑(主観大切、おもしろい)


5.言葉と意味

  • 「言葉が意本当に意味するものは何か?」という問いに対する唯一の答え=「誰にとって?」である
  • 優れたコミュニケーター:言語の長所・短所を巧みに利用する
  • できないとか、してはならないという言葉(叙法助動詞という)は、無言のうちに限界を設定している⇒できるという可能性の言葉を(可能性の叙法助動詞)つかう
  • 「私は・・・できません」というクライアントに「できないとは言わずに、・・・したくないと言って見なさい。」(ゲシュタルト療法の創始者、フリッツ・パールズ)
  • 「私はできない」は次のように尋ねて明らかにある⇒「もし、敢えてしたらどうなりますか?」または、「何が貴方をそうさせないのですか?」
  • 読心術に対抗するには、貴方が考えていることが具体的にどのようにしてわかるのかを尋ねる。

6.無意識のリソースを引き出す

  • より深く内部に入るほど、外部からの刺激に敏感になる
  • 良いも悪いも本人の考え方次第(ウイリアムシェイクスピア
  • 枠組みを変えれば意味も変わる。意味が変われば、貴方の反応と行動も変わる。出来事をリフレームする(枠組みを変化させる)能力はより多くの自由と選択肢を与える。 ← 雨が降る。傘も持たずに屋外にいたら悪いニュース。花粉症で花粉が飛ばないたいと思う人には良いニュース。=どんな出来事の意味も、どんな枠組みに収めるかで決まる。  <<塞翁が馬の考え方に通じるところかな。ようは自分の思う行動に結びつけたければ、それにあった考え方に変えるということでしょう。>>
  • 問題:ひとりでに解決されるわけではなく、それに取り組む必要はあるのだが、いろいろな見方ができればそれだけ解決しやすくなる。⇒目に見える前進が図れるようにリフレームする。
  • その状況が適切であるような状況を見つけたら、まさにその状況で行動することを心に描きなさい。
  • 望ましくない行動を止める方法は意志の力で抑えようとすることではない。そうすれば行動は確実に止まらない。なぜなら注意とエネルギーがそこに注がれるからである。もっと別の、意図を満足させ、人格全体に調和した方法を見つめるべきである。 <<マイナスの方に目を向けるとそちらにエネルギーがいってしまう。それよりプラスの方向に注意を向けていく。自分を落ち込ませない。短所より長所を伸ばすということでしょう。>>



<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)

  • こ(根拠):ある事柄でも、その人の立場や状況によって捉え方も変わってくる。捉え方が変われば行動も変わってくる。
  • れ(例):運動会が雨で流れたとき、運動に苦手な子や、怪我や病気をしている子にとってはラッキーなことかも知れない。逆に、運動の得意な子や、遠くからわざわざ親戚が見に来てくれてる子にとっては残念なこと。その人の考え方や立場、状況によってある事柄に対する考え方が変わってくる。
  • ゆ(ユニーク点):事柄や言葉の概念を自分勝手に思わずに、具体的に相手の意図を考えることで、相手の立場にたった考え方が分かる。そうすればコミュニケーションが良いものになる。
  • か(仮説):相手が思う言葉の意味を理解し、相手の立場や考え方がわかれば、相手に合わせたコミュニケーションができる。
  • い(意見):自分勝手な思い込みをしない。相手の立場や考え方を理解した上でラポールを得て、コミュニケーションしていく。

<気付き>
自社製品を売り込みに行く場合、そのセールスポイントばかりを説明しても相手は引く。相手の考えを理解した上で、最適なものを提供する必要がある。そのためにもラポールを成立させ、相手と共感関係、仲間関係をつくり、相手に考えを述べてもらう。会話では、相手の使う言葉を理解し、相手の使う言葉で話す。

<今日の一言>
「相手の考え方、立場を理解し、相手の言葉で話そう。そうすれば、より良いコミュニケーションが成立し、相手から多くの情報を得ることができる。」



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