第92回目「NLPのすすめ 優れた生き方へ道を開く新しい心理学」(ジョセフ・オコナー、ジョン・セイモア著)(その1)

<ポイント>

<対象となる人>

  • コミュニケーション力をつけたい人
  • 望ましい状態へ変化させたい人

<Principle(面白いこと3点)>

  • 目標は五感も使って具体的にイメージする
  • 自分のフィルター(考え方)を代えれば世界が変わる
  • コミュニケーションの秘訣はラポールを成立させること

この本に興味を持てば→NLPのすすめ―優れた生き方へ道を開く新しい心理学


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昨日のブログでNLPに対しての概要は何となくつかめましたか。NLPを利用すると人とのコミュニケーションの改善に役立ちそうです。
今日から、「NLPのすすめ 優れた生き方へ道を開く新しい心理学」について見ていきます。
マインドマップ生みの親である、トニー・プザン氏もNLPの入門としてこの本を薦められています。少し難しいところもあるかもしれませんが、昨日のブログも参考にして下さい。
また、実際にNLPを受けた方や教えている方がいれば、是非コメント(アドバイス)をお願い致します。
<抜粋>(<>内は私の意見)
青(客観重要、まあ大事)赤(客観最重要、すごく大事)緑(主観大切、おもしろい)

1.NLPの考え方
(1)NLPとは

  • NLP(神経言語プログラム):どんな分野であれその道の優れた人々を研究して、そのパターンを学ぶ方法
  • NLP:人にその本領を発揮させるための芸術でもあり科学でもある
  • 我々の世界=我々の知覚をそう濾過するかによって決まる⇒ピカソは、ありのままをなぜ書かないのかを聴かれ、その後その人の奥さんの写真を見せられてこう言った、「奥さんはずいぶん小さいんですね。しかも平らで」
  • パンの一かけがどう見えるかは貴方が腹ぺこかどうかで決まる(アラビアの言葉)
  • フィルターを変えると世界が変わる
  • NLPの基本的な考え
    • 「失敗などというものはない、ただ結果があるだけだ」
    • 「目的を達成するのに必要なリソース(資源)を我々は既に持っている−あるいは、こしらえる」
  • 学習の四段階
    • 1 無意識的無能(まったく車を運転したことがない。)
    • 2 意識的無能(意識して計器をみたりハンドルを操作する。まだ上手くできない。)
    • 3 意識的有能(車を運転できるが精神を集中させる必要がある。)
    • 4 無意識的有能(運転しながら、ラジオを聞いたり、会話をしたりでき、無意識に任せていても注意が払われる)
  • NLP
    • 1 目標:何を欲するかを知る、はっきりした目標を持つ
    • 2 鋭敏さ:感覚を鋭敏に働かせ、何が起きているかをしっかり受け取る
    • 3 柔軟性:目標に達するまで行動を変化させる柔軟性を持つ
  • NLPの訓練で大切なこと=感覚を磨くこと
  • NLP=人々の行動において選択性を増すことを目指している⇔選択性が高いほど成功の可能性も高くなる
  • 欲することをより正確に、またより積極的に設定し、脳がますます可能性を追究するようにプログラムする⇒目的を達する率は高くなる⇔-自身の考えが完全であればあるほど脳は予備練習ができ、チャンスに気がつきやすくなる
  • 適格な目標を選ぶ
    • 1 肯定的な言葉で表現する
    • 2 自分自身が主体になる
  • 目標を立てる方法の最後の要件=エコロジー生態学
  • 目標の要約(POSERS)
    • 肯定的(Positive):実現したいことを考える
    • 自分自身でやること(Own Pan):自分がコントロールでき自発的に行動する
    • 具体的(Specific):目標をできるだけ具体的に思い浮かべる
    • 証拠(Evidence):目標に達したことがどのような感覚に基礎を置いた証拠でわかるか
    • 内的および外的リソース(Resources):目標達成のための適当なリソースと選択肢を持つ
    • 大きさ(Size):目標は適当な大きさか
    • エコロジー:目標達成後の生活や周りの影響
    • 行動を起こすこと

(2)コミュニケーションとは

  • コミュニケーション=話した言葉以上のものである
  • ボディ・ランゲジと声の調子⇒言葉の意味とその与える印象に大きな影響を与える
  • マーガレット・サッチャー:発声を変えるため非常な時間と努力を費やした
  • コミュニケーションの意味=(貴方が意図したことと関係なく)相手の反応で決まる
  • 信頼と自信と参加意識に満ちた雰囲気を作るためには⇒ラポールあるいは共感が不可欠
  • 成功する人たち⇔ラポールを成立させ、それが信頼を築く
  • ラポールの成立=尊敬と配慮を保ちながら相手のボディ・ランゲジに合わせる
  • 声をマッチさせることもラポールを得る方法
  • ペース合わせ:ラポールと尊敬によって橋をかけること。
  • リード:相手がついてくるように貴方が変わること。ラポールがなければ、リードできない。
  • 無意識のうちに、自分の感情が尊重されていることがわかり、自分の望みと一致すれば貴方のリードに従ってくれる
  • 人々の言葉を認めることでラポールを得ることができる。←必ずしも賛成する必要はない。⇒実行するための良い方法は、「しかし」という言葉を使わないこと。「そして」という言葉を代わりに使う。⇔「しかし」は破壊的な単語になりうる。「そして」は中立である。
  • ペース合わせとリード:NLPの基本的な考え方
  • NLP:コミュニケーションの武術



<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)

  • こ(根拠):人の考えは、その人の経験というフィルターを通して行われる。同じ本を読んでも、同じ音楽を聴いても、それに対する人々の考え方は異なる。
  • れ(例):クラシックを退屈と感じる人いるし、リラックスできると感じる人もいる。また、同じ人でも、同じ本の印象がその人の経験や年代によって変わってくる。
  • ゆ(ユニーク点):目標は五感を通して感じた方が、より鮮明となり、鮮明となったほうが達成できる可能性が高くなる。
  • か(仮説):目標については、達成したときの感覚をより感じる、考えるようにすることで脳が目標達成をプログラミングしてくれる。
  • い(意見):目標を具体的に持つこと、肯定的に考えることが心理学や脳の働きからみても大切なこと。コミュニケーションについては、相手に同調することで相手が心を開ける状態を作ってあげれば(ラポール)、円滑な関係が形成される。

<気付き>
目標を達成するには、より具体的に感じることが大切。イメージの中では映像だけでなく、五感を味わうことが重要。また、コミュニケーションについては、昨日のブログも参考してください。相手との仲間意識をどう形成するかが大切。

<今日の一言>
「目標はより具体的に、鮮明にイメージしよう。五感で感じられるようにイメージしてみよう。」



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