第91回目「NLPとはなにか」

<ポイント>

  • NLPを使ってコミュニケーションを良くする

<対象となる人>

  • コミュニケーション力をつけたい人
  • クライアントとの距離を狭めたい人

<Principle(面白いこと3点)>

  • 人は仲間が好き
  • 人は話しの内容より、見た目や声の調子といった第一印象でその人を判断する
  • 人は自分の話しを聴いてくれる人が好きになる




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先週予告していたNLP(神経言語プログラム)について今週は述べていきたいと思います。営業の人、人間関係をよくしたい人は必見です。まずは、NLPの基礎として私が教えていただいたことから説明します。明日からは、NLP関連の本をフォトリーディングしてエッセンスを記載していきます。NLPを紹介した本、NLPを用いて親子関係をよりよくする本を紹介していきます。
ところで、PMP一発合格しました。これもフォトリーディングのおかげです。情報処理試験の片手間にパラパラとリラックス法でPMP合格。来週は、情報処理試験ですね。
<抜粋>(<>内は私の意見)
青(客観重要、まあ大事)赤(客観最重要、すごく大事)緑(主観大切、おもしろい)


1.NLPとは

  • NLP:Neurology Language Programming=ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーにより体系化された行動モデルと関連する手法とシステム。コミュニケーションの達人が実践していた思考メカニズムや意志伝達の効果的手法をモデルとして体系化し一般化したもの。
  • 人生の質はその人のコミュニケーションの質による

2.NLPでの大事なこと(基礎知識)

  • ラポール:共感、観察力、信頼関係
  • 目標(望ましい状態)を明確にする。⇒五感を使ったイメージを持つ(文章にしない。イメージにする。)
  • ①目標(本当に欲しい結果)、②観察力(五感を通した観察力、目標との隔たりを知る)、③柔軟性(複数の選択肢を持つ、失敗は存在しない)
  • 右脳:時間の認識ができないと言われている⇔感じる、イメージを持つと無意識が制御してくれる
  • 相手の反応=コミュニケーションの結果
    • 相手が受け留めた分がコミュニケーションの結果。
    • 何を話したかではなく、相手にどう伝わったか。
  • メラビアンの法則(コミュニケーションの割合):①見た目、雰囲気、ボディーランゲージ=55%、②声のトーンやリズム=38%、③言葉=7% <内容よりまずは見た目、声>

3.基本的なテクニック

  • 望ましいコミュニケーションをはかる=安心できる存在であり、心を開いても良い存在となる <何でも話せる人って、心を許せる人ですよね>
  • ラポール(信頼関係)の築きかた
    • LIKE効果:同じ、共通点を持っていること <仲間と思う人は、何か共通点がある人。同じ大学出身というだけで仲間意識も芽生えますよね。>
    • ページング:相手に同調する⇒相手から仲間と思われるようになる
  • ページング
    • ミラーリング:相手に同調する。姿勢、身振り手振り、全体的な動き。
    • ②クロスオーバーミラーリング:相手の生態リズムに合わせる。動作、リズム。相手の言葉に合わせる(相手の使う用語を使う)。
    • ③声の調子:語調、速さ、パターン。
    • ④呼吸:相手の呼吸に合わせる。
    • ⑤リフレクション
      • あいづち、うなずき
      • くり返し、おうむ返し:相手の言葉を繰り返す(〜ですね)⇔話しを聴いていることの現れとなる
      • バックトラック:相手の言ったことをまとめ伝える
  • 営業は、自分が話すのではなく、お客様に話して頂くことが重要。自分が話す=相手の話す時間を奪っている。
  • 人は、自分の話しを聴いてくれる人、自分を大事にしてくれる人が好きになる。

4.実例

  • 二人で向き合って座ってみる。

a)一方が足を組む、一方は組まない。
b)両方とも同じ姿勢となる。
さて、どちらが話しやすいですか。(あなたの意見が重要ではない、お客様の意見が重要。)大勢で実験したところ、b)の同じ姿勢の方が気持ちいい、仲間意識を生みやすい。

  • 相手の言ったことを確認する意味で繰り返してみる。

a)「どこからこられましたか」「大阪から来ました。」「大阪から来られたのですか、どれくらい掛かりましたか。」
b)「どこからこられましたか」「大阪から来ました。」「どれくらい掛かりましたか。」
a)のように、相手の言葉を受けて、それを繰り返して話す。そうすると、相手は自分と同じ考えを持つ人がいるという仲間意識と、話しを聴いてくれているという安心感を生じる。そのため、どんどん話してくれるようになる。



<今日の「これ愉快」>(こ:根拠、れ:例、ゆ:ユニーク点、か:仮説、い:意見)

  • こ(根拠):心を許せる人には、大事なことも話せる。仲間と思う人には、警戒心をなくし、ありのままのことを話せる。
  • れ(例):自分と同じ共通点を持った人は、仲間と思う。同じ大学の出身と言うだけで親近感が沸く。親近感が沸くと話しも弾む。
  • ゆ(ユニーク点):相手と何かを共有することで、仲間意識を生み出す。(ミラーリング、リフレクション)
  • か(仮説):相手と同じ動作、同じリズムに合わせると、相手との共有関係が生まれ、無意識に仲間意識を生まれる。但し、そこには誠実さが必要。
  • い(意見):人は仲間意識を持っている人には、いろいろと話すことができる。逆に、この人は少し違うな=仲間でないと思うと、話す内容もセーブしてしまう。相手との共有関係を生むことがコミュニケーションのコツ。

<気付き>
NLPって人間関係を良くすることにも使えそうです。コミュニケーションによって人間関係が形成される。無意識に仲間かどうかの共有関係があるかどうかで、どこまでコミュニケーションできるかどうかが決まってくる。
それと見た目や声のトーンも大事ですね。サッチャー元首相も「ハロー」というだけでかなりのボイストレーニングを受けたそうです。クリントン前大統領は、優秀はNLPのコーチから常にトレーニングを受けていたそうです。

<今日の一言>
「人は仲間と思えば、いろいろと話せる。相手を尊重し、相手と同じものを共有することで仲間意識が芽生え、円滑なコミュニケーションが図れる。」



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