第77回目「現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術」(斉田直世著)
<ポイント>
- 人(キャバ嬢)の気を引くにはどうするか。
<対象となる人>
- 女性心理を探りたい方
- 女性心理をマーケティングに応用したい人
<Principle>
- モテル技術も心理学の応用
- 相手への気配りが決め手
- コミュニケーション力が大切
この本に興味を持てば→
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<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
私はキャバクラや夜の世界には行ったことはないので、よく分かりませんが、この本を女性心理の教材として読むのも面白いと思います。斎藤ひとりさんが言われているように、世の中の半分は女性です。従って、マーケティングの対象の半分も女性。女性心理を勉強するのも何かと役にたつと思います(言い訳?)。ちなみに、自分で買うのは恥ずかしいので、レジでの支払いは妻に行ってもらいました。
1.ダーリンの座を射止めるための一歩
- どんな男性も「単なる客」からスタート
- 普通の男女の恋愛にも応用可能。「単なる知り合い→気の合う友達→彼氏」という行程の道しるべにもなる。
- 場内指名のお客は99%もてない→外見だけで選ぶ人はダメ
- 指名をするときは、外見だけでなく、ちゃんと話をしてから決める(気の合う人かどうか、人間性が大事ということでしょう)
- 3回に1回は、(延長を依頼されても)「今日は帰るよ」と決然と席を立ち、「意志の強さ」を見せておくことも必要。(いつも場に流されてはいけない)
- 回数よりタイミングが重要
- 「ふだんはケチケチ、たまにドカン」といった遊びをするほうが、女の子には刺激的(演出することも大事。マーケティングで言えば、お客様に驚きを与えることも大事ということでしょうか。)
2.女の園の裏知識
- 目標が現実的ではっきりしていると達成率が高く、目標が高すぎたり、漠然としていると達成率は低くなる(短期目標を持つことの重要性がここでも証明されている)
- 自分にあったキャストを選ぶと、未来はガラッと変わってくる(人がツキを持ってきてくれる。ここでも誰とツキ合うかが大切ということです。)
- お客様のタイプと各キャラの相性はかなりはっきりしている。(人の好みはパターンがあるようです。これを知っておけば、商品の推薦にも役に立つかも知れません。また、人付き合いにおいては、自分のタイプを知っておくことも重要になりそうです。)
3.会話術
- コミュニケーションの力をもっと磨く。人と話しができないようじゃ、女の子も口説けない。(コミュニケーション力は、人間関係の原点。ここが強くなれば、助けてくれる人も現れる。)
- キャバクラでは財力よりも体力よりも、コミュニケーション力が重要。(すべての人間関係に言えると思います)
- コミュニケーション力を鍛えるには→場数を踏む(経験が必要ということ。持って生まれた才能や性格ではなく、トレーニングで鍛えられるということでしょう。)
- 初めの1分間で、その後の展開が大きく変わる:①自分から話しをする。②笑顔を見せる。③視線を合わせる。(第一印象が大切なのは、どこの世界も同じ。笑顔や相手の視線を見て話すといった、コミュニケーションの一つの基本事項も大切。人が抱く感情はどこにいても変わらないようです。)
- 名前は絶対に覚える−これは、キャバクラで楽しく遊ぶための基本中の基本(ビジネスの場においても同じ。名前ってその人を表現する大事なものですから。)
- 対等な人間関係でテーブルを囲んだ方が盛り上がる
- 武勇伝は百害あって一利なし
- 趣味の世界の話しで優劣をつけない
- 容姿よりもファッションを褒められた方がうれしくなる→「自分で選び取ったもの」「自分のセンス」を褒められた方がうれしい(天から与えられたものより、自分の力・センスを認められた方がうれしいもの)
4.好かれる男性の法則
- モテル人=キャストが心を開ける人(やはり、人間性ですね)
- モテるかモテないかの運命の分かれ目は、ほんのちょっとした違いから生じます(成功するかしないかも、きっとほんのちょっとした違いなんでしょう。ちょっとした気遣い、行動力、タイミング))
- 「カッコよく見せよう」ではなく、「一緒に楽しもう」という気持ちになるのがモテ男への第一歩(相手を楽しませることが、成功への一歩というのは、ビジネスにも当てはまる)
- キャバクラでモテるのは、むしろ「聞き上手」(これもビジネスに当てはまります)
- 「聞き上手はモテる」といっても、黙って聞いているだけではダメ。ときにはつっこみを入れたり、自分の意見も言ったり、上手に話を引き出してくださるお客様がベスト。(ビジネスでも同じでしょう。お客様に自分がこうしたい、自分から買いたいと言って頂けるように持ってくることが大切。)
- 自分のお客様がヘルプの子にもやさしくしてくれるとホッとする(自分の知り合いにも優しく、気配りができていると思われると自分もうれしくなるものです。口コミの大事さも同じようなことかも知れません。)
- ただ、やさしくするといっても、格差はつけないといけない(サービスにも常連様と一見さんとでは、差をつけないといけない)
- (同伴時)食事の店は「煙がない」「向かい合わない」「ケチらない」こと→煙があると服や髪に匂いがついて店にいけなくなる。この辺りもちょっとして気配りですね。)
- 「本命を立てる」のが基本。ただし、何事もやりすぎるのは禁物。
- アフターは引き際が肝心。店を出たあとはさっと別れたほうが、余韻が残り「また、あの人と会いたいな」という気持ちになる(またこの店で、この会社で、この人から買いたいと思わせるには、余韻を残すことが大事なのかも知れません。)
<気付き>
男女関係においても、ビジネスにおいても、誠実さ、思いやりが基本で、コミュニケーション力が重要。コミュニケーション力は、トレーニングで磨くことができるようです(ここでは場数といっている)。
ちょっとした気配りができるかできないか、ちょっとしてことがモテるかモテないかを分けている。ちょっとした差が、後々大きな差になってくる。
<今日の一言>
「相手を思いやる気持ちは、自分の人間性を大きくしてくれる。気配りが人間関係をスムーズにしてくれる。」
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