第76回目「右脳速読」(田島安希彦著)
<ポイント>
- 速読を身につけると何が起こるか。
- 速読と右脳の関係は何か。
<対象となる人>
- 速読を身につけたい人
- 右脳を活性化したい人
- 仕事や勉強のスピードアップを図りたい人
<Principle>
- 速読を習得すると、集中力、記憶力がアップする
- 右脳が記憶を蓄えている
この本に興味も持てば→
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<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
今日も引き続き、速読の話しです。フォトリーディング+速読で、読書については鬼に金棒? 私が体験受講してきた日本速読速脳協会の田島氏が記載された本です。
1.右脳速読の効果
- 速読をしている時:脳は右も左も活発に活動している
- 速読トレーニング:周囲の環境に順応しようとしている脳の可塑性を利用。同じ文章を何度も拘束で見ることで次第に見えてくる。
- 速読:理解度や記憶力を犠牲にしてスピードを高めているのではない
- 数ヶ月訓練を積めば、速読スキルは着実に身に付く
- 速読:勉強でなくトレーニング
- 速読スピードを3〜4倍にする→数ヶ月のトレーニングで可能
2.右脳速読で能力アップ
- 速読:右脳を使う。右脳を頻繁に使うことで、左右の脳のバランスが上手に均衡する
- 集中するのではなく、リラックスする
- 速読を学ぶ:理解力もアップする
- しっかり読まねば→リラックスして目の力を抜く、呼吸法で意識を落ち着かせる
3.右脳速読の理論
- 羽生名人:ほぼ右脳で思考している
- 直感:並列的な思考、脳のたくさんの回路を同時に使う
- 脳:私達が意識しているよりもはるかに多くののもの「見て」いる
- 見る能力を高める:眼の使い方を工夫する
- 人の脳とチンパンジーの脳の違い:前頭葉の発達度にある
- 「われわれの知性は一つではなく、多数の並列した知性からなっている」(ハワード・ガードナー)
- PQ:前頭連合知性。それぞれの知能を把握し、将来に向けた計画を立て、社会関係と自他の感情を適切に理解・コントロールしつつ、社会の中で前向きに生きるための知性
- EQ:人生で成功できるか、ほんとうの意味で聡明な人間かどうかを決める
- EQについても速読で視野が広がれば格段に違ってくる
- 右脳を使って、画像をパッと写真で撮るように、文章を理解する
- 時間をかけて蓄積するもの(知識)=右脳の働きによるもの
- 左脳:速行動に結びつくものを司る⇔右脳:長い時間をかけてじっくり取り組むべきもの、あるいは全体の把握を司る
- 時間をかけて習得してもの:時間を経ても右脳の奥底に記憶として残る
- いったん右脳に記憶されたもの:時間が経っても忘れることはない⇒右脳学習は教育レベルを上げるのに非常に効果的
- 目も意識しないと利き目ばかり使ってしまう
<気付き>
専門書のように本全体を細かく読む必要があるものは速読。ビジネス書のように、本から得たいことを本全体から読み取るにはフォトリーディング。そのような感じを持ちました。両者に共通していることは、右脳の使い方と思います。右脳を活性化することで、本の内容が脳に刻まれ、引き出すことができる。すなわり、理解力、記憶力を伴った読み方になっている。どの方法を、どう使うにせよ、本から学ぶ速度が速くなるのは素晴らしいことです。ちなみに私の読書速度は、1500〜2000文字/分でした。速読については、安いソフトもでています。原理は一緒のようです。
※体験講座の感想:ソフトを使ってPCを前に訓練。最初は眼球トレーニングが主体のようです。1分間に2000〜5000字を見ました。3000字を過ぎると、見るという感じです。速読のコツは、リラックスすること(リラックスすると右脳が活性化する)。そのため、講師の方は、集中する意識を取り除くように指導されているようです。教室でもその学校が開発して同じソフトを使って進められています。実際に体験すると、目の動きが速くなりました。
<今日の一言>
「リラックスすることで右脳が活性化される。リラックスしながら本をたくさん読むことで、豊な自分を作っていこう。」
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