第71回目「TOEICテスト300点から800点になる学習法」(鹿野晴夫著)
<ポイント>
- TOEICで高得点を取得する効果的な学習法とは。
<対象となる人>
- TOEICで高得点を取りたい人
- 英語を身につけたい人
- 英語力をアップさせたい人
<Principle>
- 英語に勉強は不要。トレーニングを継続する。
- まずは、大量の「音」のインプットから。
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<抜粋>(かっこ内は私の意見)
(青(客観重要、まあ大事)、赤(客観最重要、すごく大事)、緑(主観大切、おもしろい))
1.335点から460点
- 空いてる時間はすべて、テープを聞くことにあてる→2〜3週間で耳が慣れてくる
- 千田潤一郎氏との出会い
- 英語は、道具だ!
- 英語は、トレーニングするものだ!
- 英語は、質より量だ!
- 悩んでいても前に進まないので、とにかくやろう!
- VOA(Voice of America):アメリカの国営ラジオを活用
- 音読をすることによって、知っている単語を、聞ける単語に変化させる
- 文法:中学3年生に習うもので十分世の中に通用する→TOEIC600点までは中学文法でOK
- 英語っぽく音読する→まず意味を知ることが大切
- 音読に筆読を加えると、目・口・耳・手のすべてを使うことになる
- 丸暗記しようとせず、自然に定着するまで時間をかけよう。自然に定着したものは、忘れない。
- 勉強=場所を選ぶことも多い⇔トレーニング=場所を選ばない
2.600点突破
- 状況に合わせて変化させていくことこそ大切
- 壁にぶつかったらチャンスと思え!
- みんなスランプを乗り越えて英語をものにした
- シャドウイング:ヘッドホンステレオで英文を聞きながら、聞こえた英文を口から出していくもの
- シャドウイングの効果:集中度合いが増す、音への反応が良くなる、音のキープ力がつく、スピーキングのトレーニングになる
- トレーニングを楽しむことを大切にする
- トレーニングすることを習慣とする
- 楽しければ長続きする
- 休日は楽しいトレーニングを用意する
- 記録はこまめにつけていく
- 記録の効用:トレーニング時間が増える、時間のかせぎ方がうまくなる、自己コントロールができる
- 人生の最後の瞬間まで、自分を励ましてくれるのは、自分しかいない
- 耳と口と目と手で使えるようにトレーニングしなければ、実際のコミュニケーションには役立たない
- TOEICで600点あれば、日常会話にはほとんど苦労しない
- TOEIC600点突破:「音」を中心にしたトレーニングで達成できる
- TOEIC600点突破のために必要なこと=リスニング力の徹底的な強化
3.700点突破
- 読むスピードを上げる
- 「速読」のトレーニング素材として、週刊日英新聞を選ぶ
- いちいち辞書をひかなきゃならないようなリーディング⇒とても継続できない
- 最初に掲載されている単語の意味を、すべて見てしまってから、本文を読む
- マシンガンのような英語の洪水の中にいると、頭の中から日本語が消えていく感じがする
- 文字が頭の中で音になる感じ、これが「速読」できているときの感じ
- 正確に聞くためには、内容を理解する力をつける必要がある
- リスニングで流れる英文のスピードより、速く読めるようになればリスニング力もあがる
- 無理に語彙だけを覚えようとする作業は、英語学習を無味乾燥にする
- 音読も、筆写も、なじんでくるまで行う。なじんでくるとは、自分の言葉になった感じである。これは、暗記とは違う。
- 楽しいことは長続きの秘訣
- トレーニングを重ねれば、必ず伸びる
- 勉強はだめ、トレーニングで押し通す
- 音を中心にしたトレーニングは場所を選ばない
4.800点突破
- あらかじめ、次のステップに必要な時間がわかっていれば、いちいち動揺せず、目標に向かっていける
- 膨大なインプットの継続と、アウトプットを続けられれば伸びる
- 休日のトレーニングとして、レンタルビデオで「洋画」を借りてきて、週1本ペースで見る
- 「速読」にこだわるのは、リスニングで「速い英語」にこだわるのに似ている。⇒まず、量が必要
- 読み進むうちに、英語の本を読むことが、特別な感じはしなくなってきた
- 英英辞書が使えるようになれば、五感が養われた証拠
- 英会話学校:話せるようになりたいから通う⇔ほとんどの場合検討違い
- 話せるようになるためには、まず相手の言うことがわかるように、ならなければならない
- リスニングの能力を高めるために英会話学校に通うこと=時間と金額に対して効果が薄い
- リスニングのトレーニング時間を考えると、ヘッドホンステレオとテープの方が実践的
- 相手の言うことがわかるようになって、自分の言いたいことが、口から出てくるようになれば、あとは実践次第で英会話はうまくなっていく⇒ここで英会話学校にいけば効果抜群
- 英語を介してさまざまな人と出会う
- TOEIC700点台は、まだまだ若葉マーク
5.TOEIC学習法
- 使える英語を身につけるには、膨大な時間がかかる
- 真の英語学習の鉄則
- 1.効果的な方法は多くあるが、効率的な方法はない
- 2.短期間にはできるが、短時間では身につかない
- 3.英語学習にゴールはない、中断すれば元に戻る
- 社会に出てからこそ、学校で習ったことを基礎に、もっと実践的な学習を続けるべき
- トレーニング方法の基本:音から文字へ(徹底的に「音」のインプットを行う)、インプットからアウトプットへ(まずインプット 次に真似る)、2-wayトレーニングで英語回路をつくる(インプットとアウトプットを同時に行う)
- 目標=期限つきでなければ意味がない
- 現在のレベルに合ったトレーニング内容を選び、目標達成に必要なトレーニング時間を確保する
- トレーニングを続ける秘訣:記録し続ける、TOEICを受け続ける、英語環境をつくる
- こんな「こだわり」は捨てよう:難しいものをやらなければ、わかるまでくり返さなければ(⇒中途半端でも、よくわからなくても、いろいろなものに挑戦していくようにしたほうがよい)、集中してやらなければ(⇒集中してようがいまいが、トレーニング時間をかせぐ人のほうがインプット量は多い)
- ビジネスにも、人生にも、共感と感動が必要
- ときにアドバイスをくれる先輩達の声に、素直に共感できる、心のゆとりを持ち続けたい
<気付き>
英語学習をフォトリーディングや、他の事項に置き換えても良いと思います。楽しくやることが長続きするコツ。勉強→嫌なもの→効果があがらない。楽しい→続けられる→効果があがる。なんでもどうですが、感謝して楽しんでやるというのが大切と思います。自分も、受験の時は英語が嫌いでしたが、受験から解放された後に、ここでいうシャドウイングのようなものをNHKのビジネス英会話でやっていました。そのころは、TOEICも受けていました。もうx年程前のことです。仕事で英語を使う機会も増えそうなので、今年は英語トレーニング元年として、再び英語に挑戦します。この本を読むと、そんな勇気を貰いました。昔の教材(アルク、リンガフォン)を探し出しました。ブログも英語で発信する日がくるでしょう。
<今日の一言>
「英語学習に勉強は不要、トレーニング時間を確保する。まずは、多量の音のインプットから。そして、なにより続けること。」
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ジルさん、お久しぶりです。フォトリーディング後、良いと思ったものは取りあえずやってみようかなと行動するようになりました。いいなと思っているだけの人より、良いことはやってみる人になる方がきっと楽しいのではないかと思っています。空手も見ているより、自分でやったり教えたりする方が充実感がありますよね。それと一緒かな。