第29回目「本調子」(清水克衛、本田健、七田眞、望月俊孝、斎藤一人、ハイブロー武蔵著)

タイトルが面白そうで買いました。
読書の方法について、各著者の考え方が記載されており参考になります。読書の素晴らしさ、必要性を認識させてくれます。
また、この本を読んで「読書普及協会」なるNPOがあったことを知りました。
読書普及協会→http://www.yomou.com/
それから、著者の中には何人か読書にフォトリーディングを使っているそうです。
この本に興味を持てば→本調子 強運の持ち主になる読書道
マインドマップでは幹は5つにしましたが、ここでは著者の数にあわせ6つで紹介します。
1.本を読みましょうや!(清水克衛)

  • 人は本を読むと人生が変わる
  • 命:「人」「一」「叩」からなる→人は一度は叩かれる=良いこともされば悪いこともある
  • いのち:「い」=生きる、「ち」=知恵→生きるための知恵
  • 清水さんもブログを出されているようです。shimizu blog

2.人生を変える本と出会う方法(本田健

  • いちばん安くて、いちばん人生を変えてくれるすばらしいツール
  • 知恵の結晶を分けてもらうことができる
  • 一番安い自己投資
  • 人生を導いてくれるものもある(メンター本)
  • メンター本、当たり本に出会う:本を持ったときの感覚を信じること、そのうち良いものが出てくるようになる、自分の好きな本をどんどん追いかける、自分で探す
  • メンター本に出会う心構え:自分はどういう人生を生きたいのか
  • 本の読み方:ひとり気になる人が見つかればその人の周辺の本を含めて、手当たりしだいに読み進める
  • 本を書く:自分らしい人生を送るために、必要な知識や知恵を分かち合うため
  • 本を書く前:書けることに対する喜びと感謝の祈りを捧げる
  • 主な著書:ユダヤ人大富豪の教え

3.七田式成功する人の読書(七田眞)

  • 書を読めば万倍の利あり(古文真宝)
  • 本は広く読む(月 30〜50冊)
  • 読書:魂に火が灯る、できれば伝記を加える
  • 大切なのは目的を持って読む、テーマを持って読むこと
  • 成功者の二つの特徴:①瞑想をする習慣を持っている、②メモ魔
  • 読みっぱなしでは何も残らない
  • 成功の鍵:本を書くこと
  • 人が書いたことのないテーマ=その道のオーソリティーになるということ
  • 本を読むいちばん大きな目的:自分を磨き、世の中の役に立つ仕事ができる自分にすること→修己治人(しゅうこちじん)
  • 「座右の書」を持つことが大切
  • 座右の書:古典に限る
  • 実人生を利する読書でありたい
  • 主な著書:超右脳革命

4.あなたの夢をかなえる読書法(望月俊孝

  • イキイキとイメージする能力がある人は、夢の実現の近道に立っている
  • 大きな紙に自分の夢を書き込み、イメージや写真を貼る。それを部屋に飾って、毎日眺めるだけで、夢の実現が加速する
  • 常にイメージを鮮明に描け!
  • 日頃触れている本やテープ、そして人物で、将来のあなたが決まる
  • モデルを意図した読書法:師やモデルを選んだら、一定期間(すくなくとも30日間)、徹底的に集中して、モデルの考え方、生き方のエッセンスを学んでしまうこと
  • 夢をかなえる読書法
    • テーマを持って読む:情報をキャッチしやすくなる
    • アウトプットを前提にして読む:アウトプットを前提にして何かに取り組むことは人生の質まで変えてしまう可能性がある、アウトプットすればするほどインプットが楽になる
    • 80対20の法則を頭に入れて読む
    • ④化学反応を起こす:限られた時間の中で、テーマを持ち、アウトプットすることを前提にして、好奇心を持って、本に向き合う
    • 繰り返しはマジック:繰り返し本が出てくれば徹底的に繰り返し読む、成功者の考えが顕在意識から潜在意識にまで浸透し考え方や行動が変わっていく、(参考:地上最強の商人(オグ・マンディーノ
    • ⑥思考パターンを変える
    • 自分とオーバラップさせて読む:自分がその人生を生きているかのように感じながら、イメージしながら読む
  • 主な著書:幸せな宝地図であなたの夢がかなう

5.変な人の書いた読んだら得する話(斎藤一人

  • 利口になること=「自分がバカだ」って気がつくこと
  • これから事業家になる人への推薦本:「俄」(司馬遼太郎
  • 人に言うときは「まず自分でやる」
  • 「ちょいと」の差が大差を生む
  • 自分に関係ある本を読む
  • 自分の的をしぼって、人はどうやって生きるべきかをまず考えて、それに必要な本を読む
  • 本を読む前:何の本が役に立つかを考える
  • 主な著書:変な人が書いた成功法則

6.読書力(ハイブロー武蔵)

  • どれだけ自分に多くの正しい情報、知恵、言葉を注入するかで、どういう自分になるかが決まる
  • 成功する読書
    • 自分へのよいイメージを持つこと。イメージの力を利用すること:自分の願いを言葉にしイメージすることができたならば必ず実現できる
    • 自分の人生で大切なことを決めること。目標を立てること。それらを紙の上にかくこと:目標のある人は必要な情報や知識・知恵といったものを引き付ける
    • ③目の前の仕事や勉強に集中し、工夫し続けること
  • 読書をするということ:その人の勤勉さを測るものさし
  • なりたい自分になれる読書術
    • ①自分の好きなタイプの書棚を備える
    • ②気に入った本は迷わずどんどん買う
    • ③好きな著書を持つ、その著者の本を繰り返し読む
    • ④好きな言葉、好きな文章を書き写す
  • その仕事をより大きくし、より世の中に貢献するために、いつも勉強し、考え、工夫に工夫を重ねていく
  • 真の読書人:①働くこと、②勉強すること、③工夫を重ねること  これらに喜びを感じられる人
  • 本当に強い人:心を鍛えて、自分をコントロールできる人
  • 迷ったときや心が弱くなったとき:座右の書を読み本来の自分を取り戻す



気付き
著名者の読書の方法がわかります。
共通したことが多いのに驚かされます。
一番考えさせられたのは、「アウトプットを前提に読む」と言うこと。
読みっぱなしではなく、自分の中で消化・吸収した結果をきちんとアウトプットする。
読むための読書ではなく、目的を持って自分を磨く、自分に役立てることを意識した読書を自分も心掛けて行きたい。
 
私自身、フォトリーディングを実施して読書に対して一番変わったのは、アウトプットを心掛けることと(マインドマップの利用)、この本からどういうことを取得するかを考えるようになったことです。