第27回目「アイデア発想の基本」(さとう秀徳著)
アイデア発想の方法についてです。
以前、著者のさとう先生の講座を受け、その後、先生が提唱されているスパーク発想の通信講座を受けたことがあります。
どんな仕事、仕事以外でも良いアイデア、良い発想ができれば楽しくなります。
この本に興味を持てば→アイデア発想の基本 集大成―仕事にすぐ役立つノウハウ集
全ての章が気になり、少しフォトリーディングがしづらかったです。
マインドマップでの幹は5つ。
1.クリエイティブでいこう
- クリエイティブ=放置自転車をなくすこと
- クリエイティブであるとき:心身が最高の状態になる
- 仕事にもいいアイデアに出会う喜びがある
- クリエイティブ・プロセス:テーマ(意欲)→アイデア(発想)→アクション(行動)
- 行動:意欲や意識が高まる
- テーマ設定:高く、正しく、具体的に
- 行動しよとしない=アイデアが悪い
2.テーマ
- テーマのもと=三コウ心:向上心、好奇心、貢献心
- テーマ起こし四つの心:なぜ、どうして、不思議だ、知りたい
- テーマ:光を当てなければ育たない
- アイデア殺し:当たり前
- テーマ:紙に書き出す
- 目的意識や効果意識を持て
- 利他の精神:顧客満足に通ず
- 正しいテーマ設定:「要するに、どうなればよいのか」をとことん考える、その裏にある真意や本音をつかむ
- 具体的テーマを設定:具体的に絞り込む→いいアイデア
3.アイデア
- 広い視点、柔軟に考える
- 発想を広げる:最低限「両面発想」をする(プラスーマイナス)
- mustの観念に囚われない
- 発想の方程式:テーマ(専門)×ヒント(専門外)=アイデア(発見、発明)
- 休離の原理:一度休む、離れるとリフレッシュされ視点が変わる
- スパーク法(発想の流れ):テーマ(?)→視点(◎)→ヒント(*)→アイデア(!)
4.実践・アイデア発想
- 見る発想
- 状況把握:よく調べる
- 目的発想:何のために
- 本質発想:広い視点
- ポイント発想:何が大事か
- 原因究明:問題点は
- 破る発想
- 状況転換:状況変換
- 目的転換
- 本質転換
- ポイント転換:方針変換
- 原因転換:因果逆転
- 飛ぶ発想(変換系)
- 主体変換
- 相手発想:相手の立場
- ケース変換
- 逆真発想:Jターン
- プラス転換:プラス面に着目
- 飛ぶ発想(柔軟系)
- 飛ぶ発想(着眼系)
- 持ち駒活用
- 具体発想:具体例をあげる
- 比較発想
- 視野拡大:他にないか
- 一寸の工夫:少し変える
- 休離の原理
5.アクション
- トライ発想
- 数値化
- 期待値=効果×可能性
- 提案書:何をいいたいのか、相手の立場で
気付き
アイデア・発想の方法として「スパーク発想」を考案されている。
スパーク発想とは、テーマ→視点→ヒント→アイデアの流れで発想していく。
アイデアを出す方法もいろいろと紹介されている。
一番必要なのは、どうしたいのか、どうなれば良いのかと言う目的を明確にすること。
また、アイデアを発想するときだけに限らず、広い視野を持ち、柔軟に、しかもとことん考えることはいろいろな場面で必要となる。アイデア発想の考え方でそういったことも習得していけると思います。