第１６回「洋書を読んで億万長者になりなさい」（三浦哲著）

旅行のためとは言え、１回飛ばしてしまいました。
どこかで１日２冊分のブログを入れて挽回します。
今日の本は、二つの点で読みやすかったです。
一つは、内容がわかり易い。もう一つは、フォトリーディングに似ていることです。
この本に興味を持てば→他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい
幹は５つ。
１．ビジネス洋書の読みこなし、選び方

  • 経営の本ではアメリカは日本の５年先を行っている
  • アメリカで数年経ってから日本で出版、出版されないものもある
  • 英語力の差→経営者の力の差にもなる
  • 1000冊読んだが役に立つものがほとんどなかった→１冊の洋書が役にたった

２．学習方法

  • 身につける法その１：フォーカス
  • フォーカス：具体的な目標を持つ
  • セールスの知識より前にお金に対する知識
  • 推薦本：ザ・リトル・マネー・バイブル The Little Money Bible（Stuart Wilde）
  • 最初はナナメ読みでよい、まず現状の力を知る、感じを得る
  • 加点主義：０→２０％は大きな進歩
  • ポイント：イライラしない方法でやる、楽しくやらなきゃ続かない
  • 推薦本：バビロンの大富豪―繁栄と富と幸福はいかにして築かれるのか（ジョージ・S・クレイソン）、成功の掟―若きミリオネア物語（マーク・フィッシャー）、イヌが教えるお金持ちになるための知恵（ボード・シェーファー）

３．英語教育の呪縛を解

  • 身につける方法その２：トップダウン法
  • あらかじめ理解を与えると理解度が高まる
  • 予備知識を最初に頭に入れておく
  • マインドマップで整理する
  • 加点評価：その日にあった「いいこと」「前向きなこと」を書いておく

４．読解力の加速法

  • 身につける法その３：カレーライス効果
  • 知識を頭の中で一晩寝かせる
  • 一晩置けばおいしくなるという事実を知っているかどうか。それだけが差を生む。（才能はここでは関係ない）
  • 身につける方法その４：心理的理リアクタンス効果
  • 限定されたものは欲しくなる
  • 推薦本：影響力の武器
  • 価値の高いものがそこにあるのに、手に入りにくいという状況を知ることによって、自分の中に「心理的リアクタンス」を起こす
  • 身につける効果その５：わんこそば効果
  • 少しずつ小さなステップに分けると集中力は続く
  • 楽しくやる
  • 自分の中にストレスがある→それは学習の方法やアプローチが間違っているというサイン→楽しくやるにはどうしたらよいかを考える→楽しくなってくれば続けられる

５．楽しくなる魔法

  • 身いつける方法その６：コントラストの原理
  • 感覚はごまかされてしまう
  • 成果を実感する→自身となる
  • 最初の点数は悪いほど良い→勉強しながら進歩がわかる
  • テープと併用
  • 一番大切なこと＝自分がどんな本を読みたいかを自覚すること←自分に必要な情報はなにかを自問すること
  • キーワード：頭においておくと、キーワード自体が進化する
  • 一冊のいい本→芋ずる式にいい本に巡り合える
  • 自分の頭で考え、自分のハートに聞き、他人に引かれたレールの上ではなく、自分で引いたレールの上を走る。


気付き
日本の書籍ばかり読んでいると、先を行っている国の最先端の知識が入ってこない。
洋書を読めるようになると知識の幅が広がる。そしてそれが差になる。
洋書を読むにはコツがあり、それを守れば理解スピードが違ってくる。
それは、フォーカス（明確な目標）、トップダウン法（まず全体像）、カレーライス法（知識を熟成）、心理的リアクタンス効果（限定すれば欲しくなる）、わんこそば効果（こま切れにして集中継続）、コンストラス効果（感覚をごまかす）。
フォトリーディングとの共通点が多いと感じました。
キーワードや必要情報の自覚は、プレビューの調査やキーワードに、フォーカスや加点評価はフォトリーディングのフォトフォーカスやアファメーション、カレーライス効果は復習、わんこそば効果はディッピングやスキタリング（少し違うか）、マインドマップはまさにそのまま。
以前、読んだ（ブログでも紹介している）高速学習とも重なっているところがあります。
　　　
そう言えば、ジェリーさんは洋書をフォトリーディグされていました。
コツがあればコメントしてください。
私もチャレンジしてみます。（どこかのMLで、英語が苦手の人にスターウオーズの原書をさかさまでフォトリーディグし、その後、読後のイメージをイラストで書いてもらうと宇宙で戦争をしてる図になっていたそうです。）
　　　　
※ハウルさんがＭＬを立ち上げれています（すでに皆さん、ご存知？！）。
新大阪でフォトリーディングを受講した方のＭＬです。
参加方法は、以下の通りです。
参加を希望される場合は、以下のURLをクリックしてください。
http://www.freeml.com/join/12hD7trlk8b9/1R0QwSmTIIE9/80814350