第15回目「一冊の手帳で夢は必ずかなう」(熊谷正寿著)

旅行中に記載しました。年初で計画を立てる人も多いと思います。
計画記載のツールとしての手帳の話です。
この本に興味を持てば→一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
幹は5つ。
1.手帳哲学

  • 夢をかなえる方法=手帳に書く(手で書く)、常に持ち歩く(読み返す)
  • まずは、自分の夢、人生の目標を形にする
  • 夢(やりたいことリスト):分相応など考えない、現実と乖離しているからこそ夢
  • 洗いざらい紙に書く:明日死ぬと思うとやりたいことが山ほど出てくる
  • やりたいことリスト:作るだけで気持ちが落ち着く
  • 未来年表:今後の人生が楽しくなる、5/10/30年と長いタームで作成(人生をロングスパンで捉える
  • 未来年表の作成:①夢・目標を列挙しゴールに配置、②現実との距離を見定める、③進むべき距離を達成年月で振り分ける
  • 変更やむをえない目標、生涯をかける目標がある

2.三つの手帳

  • 夢手帳、行動手帳、思考手帳
  • 夢手帳:①紙に書く、②強く信じる、③モチベーションを維持、④こつこつ努力
  • 夢:詳細に書く、ビジュアル化する
  • 夢や目標がると、必要な情報が集まってくる
  • 行動手帳:中長期スケジュールと短期スケジュール
  • 心に響く言葉:手帳という自分の脳ミソに書いて残す、いい言葉はすぐにメモ
  • 思考チェックリスト:検討事項の漏れがなくなる、判断を迅速にロジカルにできる

3.仕事術・勉強術

  • 数値化できない目標は目標ではない
  • 数値化できない目標は「実行できない」とイコール(カルロス・ゴーン
  • 習慣は人格をつくり、人格は運命をつくる
  • 「ポイントは何だ?」を口癖にする=一番重要なことに集中して思考できる
  • 自ら解決できる問題しか起こらない
  • 二つの人のタイプ:事象を運命と考える人と、自分の選択・責任と考える人
  • 生涯、勉強!
  • 勉強:身につけたい教養を求めて行動すること
  • すぐアクションではなく、効率の良い方法を考えてから素早くアクション(「より早くゴールに突き進む」より、「より早くゴールに到達する」ことを考える)
  • 刺激的な人物との出会いを積極的に求める
  • 礼儀正しさに優る攻撃はない、礼儀はカタチから入り心へ通じる
  • 人に対して本当に感謝できるか、しているか。

4.情報収集・整理

  • メモ魔:仕事術の最重要項目
  • 1件につきリファイル1枚
  • 情報収集三種の神器:夢、赤ペン(気になる個所は赤ペン→集中力が高まり、素早く理解できる、比較(比較は知恵の始まり)
  • 目的意識:これがないとどんなに質の良い情報も、ゴミ同然となる
  • 情報整理の三種の神器:手帳、パソコン、A4ファイル

5.時間創造術、経営

  • 時間をつくる→「ながら」行動
  • ときには時間をお金で買う
  • 本:数行でも読みたい個所があれば買う
  • 整理整頓:モノ探しの時間を排除する
  • 話:いきなり本題から入る
  • ひらめき:休息時に生まれる←常にメモを傍に
  • 見通し管理:目標を日々確認
  • 意思決定の基準:笑顔と感動
  • 一番にあれなれないことは最初からしない
  • 力は細部に宿る
  • 優れた人材は十分に報い、無能な人材は取り除く。思い切った差別化が本物のスターを育て、そうしたスターたちが素晴らしい仕事を生み出していく(ジャック・ウェルチ氏)
  • 55年計画:太陽活動が景気の長期変動に密接に関連する
  • 目標を繰り返し見せ、現状との差異を認識し、それを埋める努力をする
  • ベンチャー企業:急成長を目指す必要がある



気付き
自分の夢に気付き、それを手で書き、常にチェックする。そのための手段として、手帳は最高のツール。
夢、行動、思考の三つに分け、それぞれのメリット、使い方を説明されている。
常に、夢に向かって進むこと、目標と現実とのギャップを埋める努力をすること。手帳はそれらに気付かせてくれる。
目標は具体的に、そしてビジュアル化し、また、数値化することで、現実との差も明確になってくるし、達成度もわかりやすくなる。
また、時間を無駄にしないこと、そのために工夫することのも大切。
これと関連している様に思えるが、常にポイントは何だ?という考えを持って、物事の本質を掴もうとする姿勢が必要。
著者の成功ストーリーを支えている手帳というツールの使い方を通して、夢を実現するための方法が記載されています。
自分もまずは守・破・離でいうマネから、著者の言っていることを実施して見ようかと思いました。