第11回目「だから片づかない。なのに時間がない。」(マリリン・ポール著)

講習の時に使用し、途中までマインドマップを記載していた本です。
改めてフォトリーディングを実施していると、以前より内容の深いところまで気付けたと思います。
この本に興味を持った人は→だから片づかない。なのに時間がない。「だらしない自分」を変える7つのステップ
幹は3つにしていたのですが、ノートでは二つになってしまいました。
1.土台つくり

  • 机上に人生が犠縮されている
  • だらしなさを改める七つのステップ(目的をはっきり、望みを思い描く、検討、サポート依頼、変化の戦略を探す、行動を起こす、続行)
  • 整理整頓のメリットを知る(安心感、きれい、創造性、落ち着きetc)
  • 犠牲になるものを知る(お金、時間、健康etc)
  • 目的をはっきりさせると、自分が何者かの意識が高まり、大切なことに打ち込める
  • どんな自分になりたいかを知る
  • だらしなさには理由がある、自分でそれに気付くこと(思考パターンを知る、なぜそういう行動をするのか
  • 気の緩みがだらしなさを育てる

2.知恵を使おう

  • よい習慣を身に付ける
  • 物がすてられないのは一体感があるから(一体感を減らす)
  • 決断の先送り→未決事項(ごみ)を未来に捨てていること
  • 必要なのは時間ではなく、やろうとする決意
  • 新しい習慣を身に付ける、最初の数週間は大変、あきらめずに訓練をつむ
  • 物にはその物ならではの置き場所がある
  • 物を生かす場所=必要な時に探し出せる場所
  • あきらめる物を選ぶより、とっておく物を厳選する
  • グズグズするクセ→自分自身がどうつき合っているかを教えてくれる宝の山
  • 約束を守ると人生も充実してくる
  • メモは一箇所にまとめる、週に1回は見直す
  • 今日の最優先事項を3つ選ぶ、朝一番にスタートダッシュ
  • 所有欲(物をため込む)から自由になり精神的満足感を希求する
  • まわりの空間がきれいになると心の余裕が生まれる

3.成果を楽しむ

  • 目的とビジョンをはっきりさせることが行動の出発点
  • 一歩一歩変化していく
  • 大きな仕事は分割する、簡単なものから先に
  • 習慣は慣れてきたころが一番の危機
  • こうなると思い込んだことが現実になる
  • 参考(オプティミストはなぜ成功するか(マーティ・セリグマン、講談社文庫)、いやな気分よ、さようなら(デビット・D・バーンズ博士(星和書店))
  • 自分の影の部分を知る、われわれの目の前に敵がいる それはわれわれ自身だ
  • 真の変化=見慣れた世界と決別すること
  • 家庭=大事にされることを最初に学ぶ場
  • 家事に対する家族の考えと自分の考えを比べる
  • 整理の習慣は伝染する、子供の手本になる
  • 組織が乱れるのは責任者がはっきりしていないため
  • 組織全体で目標を一元化する
  • 非難から責任説明へ
  • 立ち止まって状況を把握する(タイム・フォー・チェンジ(変化のとき))



気付き
単なる整理の本と思っていたが、心理的・精神的なことまで記載されている中身の濃い本です。
机上の惨状に人生が犠縮されている。整理整頓が出来ないことや、やり残しが発生するというのは、自分の中のある種の心理状態がそうさせている。
そこを知る(自分を知る)ことが大切。
自分の弱点を知り、自分とどうつきあって行きたいかを考えてみる。
その上で、自分がだらしないと思うことを改めていくことが大事である。
マーケッティングにも共通するところも多いなとも感じさせてくれる内容もあります。

ジルさん、ハウルさん、コメントありがとう。
マインドマップについては、ハウルさんが立ち上げられたMLでも話題になっているようなので、そちらでもコメントしてみます。
ただ、上記の本の内容にもつながりますが、整理すること(=すぐに情報が出せるようにしておくこと)は非常に大切だとマインドマップ作成開始以降強く感じています。
マインドマップを作成していると、最初はただ目次や気になる点を移しているだけでしたが、後で見てみると、自分の頭の中で本の内容(エッセンス)が整理されている様な感じがしています。
面倒なところがありますが、最初は約束事を思って書いています(守・破・離の守の段階)。