9回目「仕事を楽しむ(技術編)」(泉田豊彦著)

今回は結果的に印象に残ったキーワードが多く、マインドマップのノートが書ききれない程になりました。ブログではポイントを記載。
泉田氏は、元船井総研の取締役の方です。泉田氏が出されているメルマガ「経営トップのための解決法 泉田式発想法(旧 ビジネス成功法! 泉田式(センダシキ))」もお勧めです。
この本に興味を持てば→仕事を楽しむ〈技術編〉
幹は5つ。
1.メモとスケジュール

  • メモは細大漏らさず書く(キーワードだけだと思い出さないケースがある)
  • キーワードにはアンダーライン
  • 長期保存不要なものは後ろから書く
  • スケジュールは色分けする
  • 4から5回/日は見る
  • 一時的なことはポストイットを貼る
  • 約束は先約優先
  • 束に大小なし
  • 約束は義務
  • 用件はABC分析(A:目標の実行度合い、B:実績、C:人脈)
  • 四半期に一度は仕事のチェック、四半期に一度は仕事を取り戻す日(整理する日)

2.情報収集

  • 情報量は移動量に比例、情報の質は体験に比例
  • 目的意識を持つ事で情報がキャッチ可となる
  • 理由を知る、見えないところを見る
  • 見えないところのノウハウを探ること=情報収集の基本
  • 定点観測(同じ場所で時間の変化でどう変わるか)
  • 定物観測(あるものに照準をあてて観測)
  • 質の良い点的情報と関連情報→事の本質
  • 情報はキーワードで記憶する、
  • キーワードは自分の言葉に置き換える
  • 本質的な情報ほど単純明快
  • 人と会う時は自分の考えをまとめ具体的な目標を持つ

3.情報整理

  • 手帳から情報を拾う
  • キーワードを明確にする
  • 出会えなかった情報に意味はない
  • 自分で掴み取った情報が活用できる情報
  • 本は冊数をこなすのが目的ではない、本からどういう情報を得られるのかが重要
  • キーワードにアンダーライン、
  • アンダーラインはメモに記載、メモに記載すれば捨てて良い(読み返す暇があれば次の本へ)

4.聞く・話す・見る

  • 見えないことの話を聞く、準備してから聞く
  • なぜを聞きながら確認していると内容が深くなる
  • 話すときのチェック(人数を確認、テーマ決定、聞きたくない話はしない、退屈させない、興味のない話しはしない、メリハリをつける)
  • 自信を持って断定に近い形で話す
  • あがらないための確認事項(現状、その分析、問題点、解決法、まとめ)が柱
  • 聞き手に負けない法(異なる事例で勝負、逃げない、嘘をつかない)

5.自信をつける

  • 仕事が自己実現か→悩めば仕事をとる
  • 向き不向きより前向き後ろ向き
  • 現状を肯定して(受け入れて)一生懸命にやる
  • 自分の問題点を発見し目標を設定し自分の力で克服する
  • 目標の達成度を知る
  • 仕事を通して自己実現を図る
  • もっとよくなれ、よくなるよくなる
  • ツキのある人とつき合う
  • 自信をつけるには(不安を取り除く、量をこなす、質を高める、逃げない、内容にこだわらない、あわてない)
  • 不安はその日のうちに解消
  • 次善策
  • 前始末(事前準備)が大切
  • しまったと思ったらすぐ後始末
  • 謝るのに遅すぎることはない



気付き
情報の探し方は鵜呑みにせず、体験から得られるものが本物。原理原則をキャッチすることが重要。
人と会う場合においても、自分の考えをまとめ準備した上で会う。この考えをまとめ、事前準備の大切さは他のことにも通じる。
仕事についても、前始末という言葉で事前準備の重要さを述べておられます。
プロジェクトでも、計画がよく出来たものであれば、後は実行のみ。問題が出てきても、早めに分かれば大きくなる前に対処可能。
他には、本は冊数ではなく、どういう情報を得られるかが重要。これと思ったところはアンダーラインを引き(本への感謝の印)、後でメモに記載。
読み返すことが少ないものはその時点で捨てる。新しい本が出てくるので、持っておいても無駄。他にもいろいろとために成ることが記載されています。
本に関する個所については、フォトリーディグにも通じるところがあります。
どういう情報を得られるかは、本に対する質問や調査にあたる。キーワードを抜き出して自分の言葉でメモするというところは、まさにアクティベーションに当たります(特にメモに書くことが重要、つまりフォトリーディングでいうとマインドマップが重要ということだと思います)。
できる人は、フォトリーの様な事をやっていたということを実感させられます。
                    
ハウルさん、ノートに記載すること、すなわちマインドマップは時間は掛かるかも知れないですが
非常に大切であり強力なツールと思います。ポイントを見返す時も便利です。

自分も気付きについては、作成したマインドマップを眺めて記載しています。
イメージで見れるので、考え易いと言うか気付きを促してくれます。