8回目「知のノウハウ」(小林裕著)

幹は5つ
1.なぜ考えられないのか
考える=新しい考えを生むこと、知識に頼りすぎない、情報が必要、情報の組み合わせ、
具体的に、なるほど→なぜ、納得しない、既成概念にとらわれない、知ってるつもりにならない、
とらわれない
2.知識→知恵
頭の良さ=頭の質×使い方、使い方はは伸ばせる、現実をみること、考え抜くこと
知識だけでは役にたたない、知は行のはじめ、実行なきは無能、知識から知恵へ、知恵は無限、
知恵を磨く(定石を破る、変化の時代=朝礼暮改も必要、判断の軸を持つ、
頭脳タイプを自覚する)

3.コミュニケーション力
聴く、なぜそう考えるのか、森羅万象すべて我が師、リスクなきところに成功なし、
ビジネス文章はまず全体を通して書く、思考整理は概念図
4.洞察力・情報力
分析力→洞察力へ、復元的問題(現在と現状のギャップ)は原因指向型で
未来型問題(現在と未来とのギャップ)は目標指向型で
KFS(成功の鍵)→あるべき姿は何か
KFSの見つけ方(重要要素を探す、ライフサイクル毎の定石を見つける、コスト比重大のもの、
販売決定要因、特性分析)、分析力←とにかく細かくする、管理余地、情報は集めてから活かす、
仮説を立てる、百聞は一見にしかず、本は目的に応じて=全部読まなくてよい、
1テーマ5冊で知識を得る、まずマーカそれ後にメモ、専門本は楽な本と並行して
5.発想
話す前にメモ、考える習慣、頭より手足で考える、手=書いて考える、足=事実を捉まえに行く、
1度に10時間より2時間を5日、禁句(できない、無理だ、むずかしい)



気付き
頭の良さは頭の質と使い方できまる。質は天性のものであるが、使い方は伸ばしていける。
そのために重要なのは考え抜くこと。
既成概念やイメージ、マスコミ等の情報で知ったつもりになってはだめ。
自分で確かめることが大事。
考える力を伸ばすには、日頃から「なぜ?」ということを意識する。
一つの方法としてメモをとること。書くことが考える力を伸ばしてくれる。
「できない」「無理だ」「むずかしい」は禁句。
子供には、本や先生の言っていることが必ずしも正しいとは限らない、疑問をもつこと、
確かめることが大事と言っています。
疑問をもつことから考えることは始まるのかも知れません。
特に、これからの時代は、考え抜く、考えられる人、アイデアのある人が勝ち組みに成って
行くと思います。
              
ハウルさん、MLの件参加させてください。
                      
マインドマップ用にフリーのソフトがあることを知りました。FreeMindです。日本語化されている
サイトもあるようですが、英語版をダウンロードしました。また、有料ではmind manager
というものがあるようです(日本語版あり)。
FreeMindは少し試してみました。
私はインスピレーションというソフトを持っていますが、それに近い感じがしました。
ただ、現時点では自分にとっては紙ベースの方がよいかと思っています。
そのうちソフトを使う様になれば、ブログでも紹介していきます。