第５回「日経ＮＥＴＷＯＲＫ ２００５．０１」（日経ＢＰ）

今回は雑誌にチャレンジして見ました。技術的なことも多く、ついつい読んでいる
ところが多くなりました。対象は特集関連のみです（でも１冊にカウント）。
幹は３つ。
１．ルータ開発物語
＜ルータ前史＞
ＡＲＰＡＮＥＴ、パケット交換、ＩＭＰ、ＩＰ
＜ルータの誕生＞
ＡＬＯＨＡネットワーク、ゲートウェイ（ヘッダ付替、転送先）、ＴＣＰ／ＩＰ、
ＩＰ対応ルータ、ＢＢＮ、ＰＤＰ−１１、ＣＳＮＥＴ、Ｘ．２５、コネクション、
ＮＳＮＥＴ
＜マルチプロトコル・ルータ＞
ＭＩＴ、イーサーネット、ＰＵＰルータ、スタンフォード、シスコシステムズ、ＡＧＳ
＜高速化＞
ルーティング、フォワーディング、パケット専用、ハードウェア化、ＡＧＳ＋
＜光ルーティング＞
フローステート、細かなＱｏＳ、ペタビットルータ、ＭＰＬＳ→ＭＰλＳ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
２．注目ネット技術
＜ＳｏｆｔＥｔｈｅｒ＞
ＶＰＮ構築、仮想ＬＡＮカード、仮想ＨＵＢ、仮想的なネットワーク、
ＭＡＣフレーム暗号化、プロキシ・ＮＡＴ越え
＜ＭＩＭＯ＞
複数のアンテナ、異なるデータを同時送受信、IEEE802.11n、100Mbps
＜ＤＬＮＡ＞
ＡＶ機器接続、ＵＰｎＰ
＜ＧＥ−ＰＯＮ＞
ＦＴＴＨ共有、IEEE802.3ah、ＯＬＴ、ＯＮＵ
＜検疫ネットワーク＞
ＤＨＳＰサーバ方式、パーソナルファイアウォール方針、認証スイッチ方式、
IEEE802.1x
＜送信者認証＞
フィッシング、スパムメール、ＳｅｎｄｅｒＩＤ（送信元ＩＰアドレス確認）、
ＤｏｍａｉｎＫｅｙｓ（電子署名を確認）
＜ＳＩＰ＞
ＩＰ電話、ＳＩＰ　ＵＲＩ、ＲＴＰ、テキストベース
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
３．Ｓｋｅｐｅ
ＰＣ向け無料ＩＰ電話、Ｓｋｙｐｅ同士無料、音質良、Ｐ２Ｐ、ＡＥＳで暗号化、
加入電話への発信可（有料）、ＢＢルータ乗り越え通話、ＮＡＰＴすり抜け、
ＵＤＰホール・パンチング

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気付き
ルータ史は、あるところからはシスコシステムズの成功物語を連想させる。技術を
元にビジネスとして世界を席捲するのはまさにアメリカンドリーム。ビジネスとして
の成功は不明だが、日本でもSoftEtherを作り出す学生がいる。
SoftEtherはセキュリティの問題は感じるが、面白い発想。
自分も昨年ダウンロードしています。
注目ネット技術では、SoftEtherの他はSIPがIP電話とともにかなり普及している
様です。他はセキュリティ関係の製品が伸びている。
Skypeについては、便利です。世界中どこに掛けても無料。Skypeはプロ野球と違っ
て、livedoorを選択。
おまけ：FAXについては、FAXデータをイメージとしてメールで受け取ることができ
るD-FAXが便利（受信は無料）です。

メリークリスマス！！　ハウルさん、１２月受講生の方、がんばりましょう。