第66回目「日記の魔力」(表 三郎著)
<ポイント>
- 日記の魔力とは何か。
- 日記に役立つ「読み方」とは何か。
<対象となる人>
- 自分の人生の主役にありたい人
- 自分の人生を見つめ直したい人
- 人生をドラマチックに生きたいと願う人
<Principle>
- 日記は人生を成功に導く「魔法の道具」になりうる
- 日記は日々の記録である
- 日記はかけがえのないパートナーである
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<抜粋(幹は4つ)>(かっこ内は私の意見)
1.行動日記
- 忙しい時ほど日記をつける
- 人間の一生は「問い」のレベルで決まる→「答え」が見つかるまで「問い」を保管することが必要(問いのプール)
- 日記をつける目的=「自己管理」
- 「自己管理」=明確な目的をもって、自分で自分の手綱(たずな)を握って、希望どおりの人生を生きること
- 日記をつけること→人生が思いどおりになる
- 「自己管理」:自分の人生の主導権を握ることができる
- あなた自身が思っている「自分」⇔真実のあなたではない→セルフイメージにズレが生じる
- 日記を書くこと⇒「自分が何者であるかを知る」ことができる
- 自分の行動がわかれば、自分が何者かもわかる
- 真実の自分を知る目的=セルフイメージを修正すること⇒セルフイメージが修正されれば、自分にとっての本当の優先順位がわかる
- すべての物事は「肯定」から始まる
- 人間はいくつになっても変わることができる
- 人はみな「劇的」に生きている
- 日記:自分の未来を作っていくためのもの
- 答えを見つけるため考え抜くためには、自分の意識の方向を明確にすることが必要⇒日記はその方向性を教えてくれる⇒日記をつけると「問い」の「答え」が見つかる
2.日記の書き方
- 書きつづけること
- あくまでも行動記録→事実を克明に書けばよい=感想は不要
- 日記で内省しても人は変わらない→マイナス面があったときに、大切なのは「あれをやっておけばよかった」ではなく、「今日からこうしよう」という肯定的な側面を書き、宣言すること
- 大切なのは文章力ではなく、事実を具体的に記録すること
- 具体的に書くこと=客観的に書くということ⇒具体的な事実をていねいに記録することが大切
- 「書く」こと=「考える練習」になる
- 書かなければ何も始まらない
- 誰の人生であろうと、その日常は記録に値する
- 日常を細かく観察していれば、変化は必ずある
- 自分にしかできない個の記録を日記できちんと残す
- 人と会って話した時:「いつ(時間)」「どこで(場所)」「誰と」「どんな話しをしたか(内容)」を日記に記録する
- 日記をつけると記憶力は確実によくなる
- 人生に余生などない⇒人生は最後まで「人生」である
- 日記を見れば自分の思想の軌跡がすべてわかる
- 「書く」ことによって、自分自身に宣言している
- 目標を紙に書いたら実現するということ⇒実現させようとする強い決意が紙に書かせる
- 日記によって自分の未来をつくっていく⇒「将来の宣言」を日記のなかに書いていく
- 日記のなかで、まるで自分と対話するかのように目標を書いてみる
- 日記:その読者である未来の自分への「愛」をこめて書く⇒未来の自分が「ここに書いてあってよかった」と思ってくれるようなことをていねいに正直に書いていけばよい
3.日記の読み方
- 日記を定期的に読み返すこと→記憶の修正がなされる
- 日記:人生のサポーター
- 日記を読み返すことによって自分を肯定し、自信をつけて好循環にもっていく
- 日記を「読む」ということの素晴らしい点:元気がでると同時に反省点がわかること
- 自分の成功パターンを知るもっともよい方法=日記を読むこと→繰り返し日記を読み、「自分」の姿を認識していく
- 日記ほど自分にとっておもしろい読み物はない
- 日記を読み返すこと=問いを考え抜くことになる
- 日記を読み返す作業=完全なる「自己内対話」
- 日記を書く=客観化⇔日記を読む=それを再び主観化する作業
4.日記を書きつづけた先に待っているもの
- 日記に書くという行為を通して問いのプールの中に入れられた「問い」の「答え」が見つかる
- 情報が増え、問いが熟成されていくと、徐々に情報がつながっていく
- 記憶しておくことが必要なものは、記録しておけばいい
- 構想力を磨くうえで大切なのは「楽しむこと」
- 問いは「問いのプール」にいれておくこといつか答えが見つかる
- 日記:「問いのプール」への入り口、「問いのプール」をもっとも簡単に活用する方法
- 日記を書くことで「自己内対話」がどんどん深まる
- 本当の答えは自分の中にある
- 日記をつけていくことによって、自分のキャパシティが見えてくる
- 日記が人生を豊にする←日記が自分の生命エネルギーの大きさを教えてくれるからである
<気付き>
日記は、学生の頃に書かされていたような感想や反省を書くものではない。自分の行動の記録や、未来への宣言をかくものである。そうすることによって、普段見逃しがちな自分の変化がわかる。
自分との対話、自分の本当の姿を知ることによって、冷静に自分自身に対してアドバイスをおくることができるのかも知れない。
自分を見つめなおしこと、客観的に見つめることは非常に難しいことかも知れない。日記で自分の行動を記録することによって、それが可能になってくる。
人へのアドバイスはできるが、自分へのアドバイスはなかなか難しい。それは主観的に考えてしまうこともあるが、自分というものを第三者の目と持って見つめることができないのも要因の一つとしてあるのかも知れない。スポーツでも超一流の選手ほど自分のスタイルを持っている。日記をつけることを一つのきっかけとして自分というものを知り、自己内対話できるようにしたい。
<今日の一言>
「自分の行動の記録、思考の記録、未来への宣言を日記につけよう。未来の自分が読んで楽しい、ためになるに日記にしよう。日記を読むことで自分自信を知り、自分の人生を自分が主役として生きていこう。」
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